新型コロナで苦境の飲食産業などの支援を市職員に文書で要請 (2020.3.19)

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新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少し、苦境に立たされる市内の飲食店などを市職員が自ら公務外でも支援していこうと3月18日、新潟県加茂市では職員提案で藤田明美市長名で職員に「市内飲食産業等への支援について」と題した文書を配布した。

市長名で職員に配布した文書
市長名で職員に配布した文書

文書では職員に4つの支援を求める。1つ目は加茂市や市の外郭団体、職場などの宴会や歓送迎会を中止する場合は、代わりにその飲食店に相応の折り詰などを依頼して出席者に配布する。2つ目はその歓送迎会や宴会に伴う花束は記念品は計画通り進呈する。

3つ目は、公共工事、修繕等公共事業全般で市中に少しでも早く金を回すため早期発注を心がける。4つ目は職員の家庭でも支障のない範囲で積極的に外食し市内飲食業者の支援に努める。

前段では、市内の飲食店は経営に苦慮しており、「この窮地を打開するため職員各位におかれては、下記事項に十分ご配意いただき、加茂市内飲食産業等への支援にご協力下さるようお願いします」としている。文書は18日に職員に配布し、翌19日には同じ内容の文書を市議会で市議に配布する。

商工観光課の明田川太門課長は「飲食店はキャンセルで経営が大変になっている。融資制度が新設さえ、融資を受けたいという話を聞いていると、とても何もしないわけにはいかない」。26日に予定されていた職員互助会の歓送迎会は中止になったが、文書にある支援の通り参加者に折り詰を配布し、花束を渡すことにしている。「少しでも市内業者を助ける手伝いができれば」と話している。

またこの日、燕市の鈴木力長も面会者との雑談のなかで、歓送迎会を中止した代わりに出席者は会場の店から昼食の弁当を購入すると話していた。文書の内容は次の通り。

市内飲食産業等への支援について

新型コロナウィルス感染拡大の報道は、今現在も終息が見えないまま続いており、今後の動向が大変懸念されるところです。

こうした中で、感染防止の立場から不要不急の会合、イベントの延期や中止が叫ばれ、最も繁忙期であるはずの年度末にもかかわらず、歓送迎会や総会等の中止が相次ぎ、市内の飲食店はその経営に大変苦慮している状況が続いています。

つきましては、この窮地を打開するため職員各位におかれては、下記事項に十分ご配意いただき、加茂市内飲食産業等への支援にご協力下さるようお願いします。

  1. 加茂市又は市の外郭団体若しくは職場等における宴会、歓送迎会等をやむを得ず中止する場合は、その代替として相応の折詰等を当該市内飲食店に依頼して配布すること。
  2. 上記歓送迎会、宴会等に伴う花束、記念品等があれば計画通り進呈するようにすること。
  3. 公共工事、修繕等公共事業全般において、早期発注を心がけること。
  4. 職員各位は、各家庭においても支障のない範囲で積極的に外食するなどして、市内飲食業者の支援に努めること。

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