大名行列中止でも拝殿の鈴はぴかぴかに (2020.5.14)

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5月14日を宵宮祭、15日を本祭とする新潟県三条市・八幡宮(藤崎和彦宮司)の春季大祭、通称は「三条祭り」は、新型コロナウイルスの感染防止のため、15日に行われる三条名物の大名行列や舞い込みは中止に。しかし地元にゆかりの有志でつくる敬神会(池田健治会長)は14日、ことしも新しい鈴緒をこしらえ、ぴかぴかに磨き直した鈴とともに八幡宮に奉納した。

新しい鈴緒を編む
新しい鈴緒を編む

毎年5月1日に八幡宮拝殿に下がっている鈴をはずし、会員が持ち回りで2週間かけて磨きあげ、鈴緒を編んで奉納する。敬神会はそのためだけの会。真ちゅう製の鈴には「昭和47年5月吉日」と刻まれ、少なくとも50年近く続いているらしい。

7人の会員が参加して、自治会長でもある敬神会会長の池田健治さん(80)=八幡町=の家の前の小路にビニールシートを敷き、荒縄を束ねて太くした3本をそれぞれ黒、赤、白の布で包むように巻きながら、3本を同じ方向にしぼるようにねじり、摩擦力だけで1本の太い綱になる。

ぴかぴかに磨いた鈴とともに八幡宮へ運ぶ
ぴかぴかに磨いた鈴とともに八幡宮へ運ぶ

「よーいさっさっ、よいやさーのさっ!」の独特なかけ声でリズムをとって束を引いた。これもいわば三条祭りの歌。そのようすを見物に来る近所の人もいて、「最初から見るのは初めて」と興味津々だった。

編みあげたら下に組みひもの房をつけ、麻ひもを垂らしたて完成。かごを担ぐように鈴を下げた棒の前後を肩に載せ、鈴を鳴らしながら八幡宮へ向かい、鈴と鈴緒を神前に供えて参拝してから、はしごに登って拝殿の屋根の下に取り付けた。

拝殿で藤崎宮司からおはらいを受ける
拝殿で藤崎宮司からおはらいを受ける

例年なら境内は露店が並んでにぎわい、祭り気分が盛り上がっているところだが、ことしは露店もなく、ふだん通りの静けさ。例年なら聞こえるわけがない鳥の声が騒々しいくらいにぎやかに聞こえた。このあと地元の料理屋で直会(なおらい)に移った。

ことしは新しく会社役員坂田達彦さん(36)が会員になった。坂田さんは大名行列にも参加しているが、ことしは出番がなくなった。敬神会会員に入会を勧められ、「誘われる人もそんなにいないからこそ、やってみようかと思って」と言い、初めて知った鈴緒の作り方に、「下の世代に受け継いでいかないとそのうち、本当にみんなわからなくなると思う」と伝承の大切さを実感していた。

拝殿に鈴を下げる
拝殿に鈴を下げる

この日、八幡宮では午後7時から宵宮祭の神事が行われた。翌15日午前10時から例大祭の神事、午後1時から太々神楽の奉納が行われる。例大祭は例年、神殿の御霊をみこしに移しているが、ことしは大名行列がないのでみこしに御霊を移すこともない。太々神楽は16日が恒例だが、大名行列がないので1日前倒しで行い、稚児舞はなく、疫病退散の祈りを込めて悪魔払いや地久楽など6舞が奉納される。

午後7時から宵宮祭の神事
午後7時から宵宮祭の神事

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