大名行列を封じられた三条祭りは神事と太々神楽で幕を閉じる (2020.5.16)

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新型コロナウイルスの影響で大名行列も舞い込みも中止になった新潟県三条市・八幡宮(藤崎康彦宮司)の春季例大祭「三条祭り」は、5月14日の宵宮祭に続き15日の例大祭と神楽奉納で静かに幕を閉じた。

太々神楽の奉納
太々神楽の奉納

15日は午前10時から例大祭の神事、午後1時から太々神楽が奉納された。毎年、関係者は大名行列の天気が気が気でないが、この日は昼から薄曇りだったが雨の心配は必要なく、三条の最高気温は25.4度の夏日。せっかくの天気に大名行列ができないことは関係者を余計にがっかりさせた。

例年なら境内に露店がひしめいて騒々しく、大名行列を待つ高揚感にあふれているが、ことしは露店がまったくなく、境内の人はまばらななかで、厳かに神事が行われた。大名行列があれば神殿に安置する御霊を神輿(みこし)に移すがことしは行わず、神事だけを行った。

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拝殿へ例大祭の神事に向かう藤崎宮司をはじめ神官

太々神楽は本来、例大祭の熱気を鎮めるように翌16日に行われるが、ことしは1日早めて本来なら大名行列を行っている時間に奉納された。小中学校が休校している最中であり、稚児舞は行わず、疫病退散の祈りを込めた宮清、地久楽、悪魔払いなど6舞だけ奉納された。

八幡宮の神楽は、新潟県指定民俗文化財「三条神楽」を保存しており、雅に待った。例年は稚児の保護者の見学が中心だが、稚児がいなかった割には見学者やカメラマンが多く、「来年こそは大名行列が見たいね」と願っていた。


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