給食を食べて元気にとトマト200kgを寄付 (2020.5.28)

新潟県燕市の燕地区園芸協会（樋口健作会長）は、ようやく学校が再開した市内小中学校の子どもたちから給食で地元産のトマトを食べて元気になってもらおうと、完熟トマト「桃太郎」50箱（約200kg）を燕市に寄付した。

左から2人目が鈴木市長、3人目が燕地区園芸協会の樋口会長

樋口会長らが午後1時半に市役所を訪れ、寄付の目録を鈴木力市長に手渡した。樋口会長は「小さいときに野菜をいっぱい食べた人はおとなになっても忘れない」とずっと野菜を食べ続けてくれることにも期待した。

協会には50人近い会員があり、ビニールハウスでトマトを生産しJAに出荷している農家は22軒ある。トマトの出荷量は燕市は県内で2位と3位を行ったり来たりで、鈴木市長は「いちばん目指して頑張りましょう」、「ぜひ一緒になって売り出しができればいい」と生産拡大を求めた。

協会が給食用にトマトを寄付したのは初めて。7月2日に西部学校給食センター、翌3日に東部学校給食センターへ持ち込み、調理する給食にトマトの形がわかるような形で調理する。

燕市では先に市内の本町そ菜出荷組合からブランドキュウリ「もとまちきゅうり」の寄付を受け、5月19日の市内小中学校の給食で「もとまちきゅうりのさっぱり和え」を提供している。