雪峰祭に2日間で3,500人来場申し込み コロナ禍でキャンプの使命は重要に (2020.6.21)

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アウトドアブランドのスノーピーク(山井梨沙社長・新潟県三条市)は6月20日(土)、21日(日)の2日間、日程を遅らせて新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しながら全国の店舗で恒例の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)2020春」を開いている。

20、21日と開かれている雪峰祭
20、21日と開かれている雪峰祭

春と秋の年2回開いているユーザーに向けた感謝祭。当初は6月6日、7日の開催予定だったが、感染が収まっていないなかで日程を20、21日に延期、変更した。

本社を置くHeadquarters会場の来場とキャンプフィールドの宿泊は新潟県と三条市のイベント実施方針に従って対象を県内在住者に限定し、来場受け付け組数に上限を設け、約170組が宿泊している。

イベントコンテンツの規模も大幅に縮小。お楽しみ系のコンテンツを減らし、限定アイテム販売、B級品抽選販売、パレルアウトレット販売などが中心のコアなファンに向けた内容になっている。

今回の雪峰祭のために開発した来場者管理アプリの画面
今回の雪峰祭のために開発した来場者管理アプリの画面

来場は事前申し込み制とした。駐車場には全国各地の県外ナンバーがそろうのが常だが、今回は見事に新潟ナンバーと長岡ナンバーばかりが並んだ。

多いときで2日間で約6,000人が来場したが、今回は制限を設けながらも2日間で約3,500人もの事前申し込みがあった。今回の雪峰祭に向けて自社開発した来場者をカウントするアプリを開発して管理し、屋内への入場には密にならないように制限を設けたが時々、制限に達して入場を待ってもらうことがあった。

ことし3月に社長を長女の山井梨沙社長に譲った山井太会長は、2日間とも会場を回ってユーザーと交流している。最近は米国に滞在している時間が多いが、それ以前から各地を精力的に飛び回っており、「3カ月も家で過ごしているのは結婚してから初めて」と笑う。

2日間ともユーザーと交流する山井会長
2日間ともユーザーと交流する山井会長

コロナ禍での雪峰祭は中心も検討したが、第一波はひとまず収束したことから感染防止対策を徹底して遅らせてでも開催に踏み切った。米国内の売り上げは、各地でロックダウンが行われて店も閉めているにもかかわらず昨年を上回る実績をあげていると言う。

世界中が感染防止対策に追われ、「発展途上国も文明化社が進むなか、地球のすべての国で人をいやし、人間性を回復させるキャンプの役目が増幅された感じがする。ビフォーアフターで言えば1.5倍くらい重要性が、使命が増した気がする」と山井会長。「リモートワークのニーズもすごく増えた。キャンプを中心にした周辺の新規事業が全部時代にジャストミートし始めた」とコロナでも新たなスノーピークのミッションを感じている。


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