三条は前日より0.1度低い36.7度でことし2番目の猛暑 (2020.8.28)

28日も県内は高気圧に覆われて朝から晴れて厳しい暑さとなり、新潟県・三条は36.7度まで気温が上がり、前日27日の36.8度をわずか0.1度下回ることし2番目の厳しい暑さだった。

三条市役所前の市道旭町通り線の消雪パイプから噴き出す水がいかにも涼しそう

27日の明け方の最低気温は24.0度で熱帯夜にはならなかったが、28日の明け方最低は26.2度で、ことし9回目、10日ぶりの熱帯夜だった。

この日の全国の最高気温は、福島県会津若松市の37.9度。県内では新潟市秋葉区・新津と胎内市・中条の37.5度が最高で、全国3位の高温だった。29日の新潟の予想最高気温は33度。この先1週間も最高気温は30度を超え、来週半ばは再び猛暑日に迫る厳しい残暑が予想されている。

消雪パイプで打ち水された道路の歩道を歩いて集団下校する小学生

28日、三条市役所前の市道旭町通り線では、前日に27日に続いて消雪パイプを作動させた。「打ち水」効果に期待して三条の観測史上最高気温40.4度を記録した2年前から行っている。

市役所前は市の判断で消雪パイプを作業させており、それ以外は自治会が管理する消雪パイプを自治体の判断で動かしている。市役所前の消雪パイプを動かしたのは、ことし5、6回目。本来は雪を溶かす消雪パイプが四方へ噴き出す水は目にも涼しく、心なしか空気もひんやり。今や三条市の盛夏の風物詩だ。