三条市長退任のあいさつは声をふるわせ涙をこらえるのに必死 (2020.9.25)

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次期衆院選に新潟四区で自民党から立候補予定の国定勇人市長は25日、佐藤和雄市議会議長に10月15日を退任日に退職を申し出たあと、最終日となった9月定例会本会議で市議にあいさつした。

佐藤議長に退職申出を手渡す国定市長
佐藤議長に退職申出を手渡す国定市長

国定市長は佐藤議長に「退職申出」を手渡して「大変、お世話になりました」と述べると、佐藤議長は「長い間、ご苦労さまでした。三条市のためにご活躍いただき、感謝申し上げます」と返した。

国定市長は「まだ(任期は)10月14日まであるが事実上、きょうをもって退職だと思っている」と話した。

このあと本会議の最後で国定市長があいさつに立ち、傍聴席では市民20人近くが聞いた衆院選を視野にあいさつ回りを行っているためか、顔は日焼けして浅黒かった。あいさつでは緊張と感極まって声が震え、声を詰まらせることもあった。

本会議で退任のあいさつをする国定市長
本会議で退任のあいさつをする国定市長

続いて行った記者会見では、「家内がいて緊張した」と苦笑いし、「本当はもっとスマートにきちんと読み上げてスマートに終わらせるつもりだったんですけど、冒頭から声が震え、感情が高ぶり、涙をこらえるのが必死だったが、自分でそうなっていくとは思ってもみなかった。それだけあそこの議場で、いろんな思い出はありましたし、議場を見ながらこれまで14年間の市長人生を振り返り、走馬灯のごとくいろんな形でめぐると感情が少し高ぶってきれいに読み上げられなかったことを今、深く反省している」と述べた。

またブログ「三条市長日記」に「議長に退職を申し出ました。」を投稿。「やはり感慨深いものがありますね。」とし、「災害発生など深刻な緊急事態が発生しない限り、本日を以って意思決定の場には参画せず、予めお約束をさせていただていたお客さまとの面会、各種イベントや外部との会議への出席のみの公務となるとはいえ、正式な市長退任日は10月15日でありますので、皆さまには改めてご挨拶をさせていただこうかと思っております」などと書いた。

本会議での退任あいさつの全文は次の通り。

議長より、議員各位にご挨拶させていただく機会を与えていただきました。

本当にありがとうございます。

本日の本会議に先立ち、市長職を辞する旨の申し出を議長にさせていただきました。

私の正式な市長退任日は10月15日となるところでございますが、本議場においては最後の登壇の機会となると思い、少し早いかもしれませんが、退任の挨拶をさせていただきたく存じます。

平成18年11月12日の三条市長就任以来、凡そ14年間、議員各位には大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

また、この場をお借りいたしまして、市民の皆さま方にも心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。私自身は1つひとつの政策について、できる限り多くの声を伺った上で、それこそ脳漿を絞り出す想いで考えを巡らし、そのとき考え得る、三条市の現在、そして三条市の将来を踏まえた最善の政策判断をしてきたつもりですが、その政策判断により全ての方々のお気持ちを満たすことは叶わず、複雑な思いをされた方々も少なからずいらっしゃったのではないかと推察しております。私が行ってきた政策の是非はまさに今を生きる市民の皆さまが、そして将来の市民が判断されることではありますが、私としてはその都度考えられる限りの最善の選択を取ってきたとはいえ、1つひとつの政策判断の中でそうした気持ちを抱かせてしまった市民の皆様方に申し訳ない思いでいっぱいであります。

さて、議員各位とは14年もの長きにわたり、この議場において様々な議論を積み重ねさせていただきました。

私は、この1つひとつの議論の積み重ねこそ、二元代表制の真骨頂であり、「地方自治は民主主義の学校」といわれる所以の体現化そのものであり、三条市政をより豊かでより奥深いものにしてきたものと確信しております。

思い起こせば、平成23年の3月市議会定例会の最終日。私は、国民健康保険税率の引上げ幅を巡り、結果的には市長人生で唯一の事実上の議会否決の憂き目に会いました。私自身にとっては、それこそ様々な要素を勘案し、考えを巡らせた上での最善の引上げ幅だと自負して臨んだ議案でしたので、全会一致での修正案可決は苦い思い出であることには違いがないのですが、それと同時に、3月定例会における議論を通じて、「私どもの提案より議会側の理屈の方が理に適っているかも…」と是認している自分がいたこともまた否めない事実であります。これこそまさに、この議場が二元代表制の舞台装置として今もなお生々しくも生き続けているその証左なのではないでしょうか。

私は、この議場が二元代表制の舞台装置として形骸化せず、生々しくも生き続けていくことこそが三条市発展の原動力となり、三条市発展の鍵となることを固く信じております。

私は本日ここに、議場での最後の足跡を残して去るわけでありますが、議員各位がこれまで同様、否、これまで以上にこのまちの発展のために議論を尽くされることを期待し、私の一度限りの人生の全てを賭けてみようと決心させた、この愛する三条市が引き続き明るい将来に導かれることを共に希いながら、退任の挨拶の結びと致します。

これまで、14年の長きにわたり、大変お世話になりました。

議員各位の今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。


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