燕三条地域に飲食店対象の臨時PCR検査所開設で三条市が繁華街で受診呼びかけ (2021.5.27)

新潟県の花角英世知事が26日の定例記者会見で、燕三条地域の飲食店に関連した新型コロナウイルス感染が増えているとして、燕三条地域に飲食店を対象とした臨時の無料PCR検査所を設置すると発表したのに伴い、三条市では27日午後7時から職員が繁華街の飲食店を回って無料PCR検査の受診を呼びかける。

燕三条地域は大型連休ごろから感染が拡大しており、感染者の早期発見で拡大を食い止めるようと無料PCR検査所を設置する。場所は非公表で、28日から6月10日まで開設する。

対象は三条市か燕市で営業する飲食店の事業主や従業員で、発熱などの症状のある人は医療機関を受診する。

三条市の無料PCR検査の受診の呼び掛けは、午後7時から8時まで繁華街の本寺小路周辺で三条市職員4人と県職員4人で飲食店を回り、ちらしを配布する。そのほか市内約600店の飲食店にはちらしを郵送して呼びかける。