分水ライオンズが結成55周年記念で燕市にパルスオキシメーター100個を寄付 (2021.11.11)

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新潟県燕市分水地区の分水ライオンズクラブ(本井克典会長・会員32人)は、クラブ結成55周年を記念して11日、新型コロナウイルス感染者の肺炎の早期発見に有効なパルスオキシメーター100個を燕市に寄付した。

鈴木市長(いちばん右)にパルスオキシメーター100個の寄付の目録を手渡す分水ライオンズクラブの本井会長
鈴木市長(いちばん右)にパルスオキシメーター100個の寄付の目録を手渡す分水ライオンズクラブの本井会長

パルスオキシメーターは、指先で動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定できる医療機器。血液の酸素供給が正常に行われているかどうかをリアルタイムで測定でき、新型コロナウイルス感染による肺炎の重症化リスクを早期に発見できることから一時は入手困難な状況だった。

クラブ結成55周年記念事業委員長を務める歯科医師の会員の提案で、約5千円のパルスオキシメーター100個にそれに使う単四アルカリ乾電池200本も付けて燕市へ寄付することにした。

11日は本井会長をはじめ役員4人がパルスオキシメーターを持参して燕市役所を訪れ、本井会長が目録を読み上げて寄付した。燕市ではパルスオキシメーターを市内小中学校や公共施設などに設置することにしている。

寄付したパルスオキシメーター
寄付したパルスオキシメーター

鈴木力市長は「感染が減ったとはいえ、第6波が懸念される。感染しても明確な症状がないこともあり、非常に有効で助かる」と感謝した。さっそく鈴木市長も計測し、数値は正常範囲の96でほっとしていた。

分水ライオンズクラブはクラブ結成55周年記念事業として献血協力、時計塔の設置などを行い、このあとも長岡市寺泊の福祉施設などへの現金寄付を予定している。


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