コロナ禍でギフト向け食品の売り上げ減に焼きいもで一手 (2022.1.22)

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ギフト向けが中心の食品製造業、株式会社ふふふ(韮澤拓代表取締役・新潟県三条市北新保2)。コロナ禍による売り上げ減少に活路をと昨年11月に焼きいも販売を始め、22、23日の2日間、「道の駅 燕三条地場産業センター」(三条市須頃1)で商標登録した「ご褒美焼き芋」を出張販売している。

「道の駅 燕三条地場産センター」で「ご褒美焼き芋」を出張販売するふふふの韮澤代表取締役
「道の駅 燕三条地場産センター」で「ご褒美焼き芋」を出張販売するふふふの韮澤代表取締役

長岡産のサツマイモ「紅はるか」の焼きいも。遠赤外線でじっくりと焼き上げ、中はしっとりで糖度40度以上のスイーツのように甘い焼きいも。1本税込み500円で販売している。

代表取締役の韮澤拓さん(57)は2011年に創業。「最中味噌汁(もなかみそしる)」をはじめ冠婚葬祭などに使われるギフト向けの食品を主に製造販売している。自家用の商品は少ない。新型コロナウイルスの感染拡大で冠婚葬祭が減り、あっても規模が縮小されて売り上げは大きく減少している。

減少分を少しでも取り戻そうと昨年6月から企画したのが焼きいも。焼きいもをはじめ、クリやカボチャが人気を集めているのに乗っかり、11月に販売を始めた。すでに第2弾でクレープのキッチンカーの準備を進めている。早ければ2月にも始め、フルーツサンドのクレープも考案中。「代わりの稼ぎぶちをなんとかしなければ」と韮澤さんは張り切っている。


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