新潟県の燕市と弥彦村で構成する燕・弥彦総合事務組合は、9月から水道局キャラクターの愛称を公募し、応募176点のなかから選考委員会で「つばひこ君」に決めた。
先にキャラクターデザインを公募し、全国から応募のあった301点のなかから8月に採用作品を決めた。名前はなかったが、今回はその愛称を募集した。
「つばひこ君」の愛称で応募したのは、高橋亥之介(たかはし いのすけ)さん(燕市笈ケ島)、石丸蒼馬(いしまる そうま)さん(燕市)、齋藤翔(さいとう しょう)さん(弥彦村弥彦)の3人。抽選の結果、高橋さんに賞状と賞金、ほかの2人に記念品を贈呈する。
愛称に込められた意味は、キャラクターデザインと同じように燕市と弥彦村をイメージして「つば(め)」と「(や)ひこ」の文字を入れた。シンプルなので呼びやすく、覚えやすく、親しみやすい。地元愛も感じられる良い名前で、商標登録の出願を準備している。
「つばひこ君」は、2025年春に完成する統合浄水場や水道局に多くの人に親しみをもってもらえるよう水道事業のPRのために活躍する。「つばひこ君」のPR初仕事は、25年1月6日(月)から新庁舎で営業を開始する水道局の移転案内を周知する。