新潟県燕市は12月14日(土)午前10時から11時まで吉田公民館で開く「歴史講座ーかぼちゃ電車を通して見た新潟・燕ー」の参加申し込みを11月23日(土)から受け付ける。
かつて新潟市の白山前駅と燕市の燕駅を新潟交通電車線(通称:電鉄)が結んだ。使用された車両は黄と緑のツートンカラーだったことから「かぼちゃ電車」と呼ばれた。燕駅は1993年(平成5)に廃止され、99年(平成11)に営業を終了した。
かぼちゃ電車は旧月潟駅で3両が保存されており、その保存管理を行っているのが2000年(平成12)に発足した「かぼちゃ電車保存会」。その会長で新潟市南区公認旧月潟駅長の月潟企画代表・平田翼さん(32)が講師で、かぼちゃ電車を通じて燕や新潟がどのような地域なのかを楽しく学ぶ。
燕市は、郷土について興味、関心をもってもらおうと郷土の歴史を学ぶ講座を毎年開いている。誰でも無料で参加でき、定員30人ていど。参加申し込みは23日から吉田図書館のカウンターか電話(0256-92-7650)で申し込む。問い合わせも吉田図書館へ。