潤滑油販売の株式会社ジュコー(資本金1000万円、新潟市中央区花園2)は、4月30日に事業を停止し、同日付けで新潟地裁へ自己破産を申請した。4月30日中に破産手き開始決定を受ける見通しで、負債は債権者約27人に対し約1600万円。
帝国データバンク新潟支店の調べでは、同社は、1996年4月に設立された潤滑油販売業者。工業用オイル、グリースの御を主力として、焼却炉、LEDライトなどの販売も行い、2020年3月期には年売上高約8000万円を計上していた。
しかし、コロナ禍による営業エリアの縮小などで慢性的な業績不振が続き、その後も業況は回復せず、24年3月期の年売上高は約7000万円にとどまっていたが、事業の継続を断念、今回の措置となった。