29日、新潟県三条市でことし1回目の三条マルシェが一ノ木戸商店街とパルム周辺などを会場に開かれ、朝はあられが降った所もあり、あいにくの雨に見舞われたものの6,238人の来場があった。
歩行者天国にした一ノ木戸商店街に初出店13店を含む58店が出店した。雨が降ったりやんだりで風も強く、中止も検討するほどの荒天だった。一部、中止したり、変更したりしたイベントもあった。
一ノ木戸商店街に沿った五十嵐川の河川敷でシバザクラを栽培、管理する朝草会の芝桜祭りと同時開催。毎年、三条マルシェとコラボレーションしている。
朝草会は土手の上で豚汁販売を行う予定だったが、商店街のテントの下で豚汁を販売。冷えた体を暖めようと買い求める人も多かった。
ステージイベントでは「華やぎちんどん隊」が初参戦。新潟市を中心にチンドン活動で笑いを届けており、雨雲を吹き飛ばすような笑顔を誘う歌って踊ってのパフォーマンスを披露すると本当にに日が差し始めた。
また、県立阿賀黎明高等学校が初出店し、阿賀町のコメなどが当たるくじが入ったがちゃを販売した。高校の緑泉寮で暮らす2、3年生4人で出店したもので、三条市出身の2年生が発案。「地域学で先輩がいろなことをしていたので、わたしも地域のためにできることがあったらやりたいと思って。三条が実家なので、よく来ている三条マルシで初めにやりたいと思った」と話していた。