17日、18日の2日間行われている新潟県燕市宮町の戸隠神社(星野和彦宮司)の春季例大祭「燕春祭り」で横町万灯保存会は17日午後4時から練習場の旧第一生命ビル前で出陣式を行った。それに先立って踊りを指導してくれる花柳流の師匠の家の前で一発目の踊りを披露した。
踊り子は師匠の家で髪結いや化粧、衣装を整えてから通りに整列。雨が降るなか若連中が踊り子にピンクの傘をかけた状態で総見のような意味合いで1曲、踊ってウオーミングアップした。
それから踊り子を若連中が負ぶって旧第一生命ビル前へ移動。踊り子の到着を待って万灯の前に祭壇を設けて星野宮司が清祓(きよはらい)式を行った。
続く出陣式で相場弘介総代(50)が「われわれが楽しむのはもちろんだが、地域の皆さまも巻き込んで十分に楽しんでいただけるようにがんがんと盛り上がっていきましょう」とあいさつ。鏡開きを行って幕を開け、さっそくその場で街頭踊りを行った。
その後、門付けに回ったり、街頭踊りを披露し、夜は戸隠神社にも参拝した。