土木建築サービスの(株)信濃技術(資本金1000万円、長岡市大町3)は、12日に新湯地裁長岡支部から破産手続き開始決定を受けた。負債は約4760万円。
帝国データバンク長岡支店の調べでは、同社は1975年7月に設立された土木建築サービス業者。主に地元長岡市の建設業者や官公庁から測量設計や排水処理施設設計などを受注し、96年12月期には年収入高約8100万円を計上していた。
しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移し、判明する2024年12月期の年収入高は約862万円にまで落ち込み、連統欠損となるなど厳しい業況を余儀なくされていた。
このようななか資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念、今回の措置となった。