9月13日に三条市中央公民館で開かれる「三条市合併20周年記念事業 三条寄席」に出演する落語家の三遊亭好志朗さんが6月24日、三条市役所を訪れ、滝沢亮市長に公演への意気込みを語った。
今回の寄席は、好志朗さん師匠の三遊亭好楽さん、その息子で昨年、七代目を襲名した三遊亭円楽さんとともに出演する。昨年9月に三条市が開いた秋の落語会にも好楽さんと好志朗さんで師弟共演している。
好志朗さんは、「師匠(好楽さん)は三条が大好き。酒、米、魚、風呂と好きなものしかないと話している。唯一、昔あった三条競馬場がなくなったことだけを悔しがっています」と、好楽さんの三条愛あふれるエピソードをユーモアをまじえて紹介した。
また、好楽一門ならではの高座の魅力についてもふれ、「われわれの一門は、事前にねた合わせをしないのが特徴。師匠が自分が楽しんでいないとお客さんは楽しめないという考えなので、その場で生まれるライブ感を楽しんでほしい」と一門の裏話を披露した。
ひょうきんな芸風の好楽さんと好志朗さんと、二枚目の芸風である円楽さんとの「3人のコントラストも楽しんでいただければ」と見どころをアピールした。
三条寄席は9月13日(土)午後2時から、三条市中央公民館で開催される。チケットは全席自由で3,000円、先着500人。市内公民館などで販売している。問合せはNPO法人えんがわ(TEL: 080-9997-3524)。