ことし1月に新潟県燕市の燕市スポーツ大使に就任したバスケットボールB3の新潟アルビレックスBB所属の燕市出身選手、池田雄一(いけだ ゆういち)選手(41)が30日、現役引退を発表した。
アルビBBが公式サイトに池田選手の現役引退のお知らせを投稿した。2024-25シーズンをもって現役を引退することになり、現役引退に伴うセレモニーは準備中だ。
池田選手は、bjリーグ時代の2006-2007シーズンに新潟アルビBBに加入して以来19シーズンにわたり新潟一筋でプロキャリアを歩み続けてきた。鋭いアウトサイドシュートと堅実なディフェンスでチームを支え、時にはキャプテンとして、時には精神的支柱として、クラブの歴史そのものを築いてきた。
その姿はまさに「新潟アルビレックスBBの象徴」で、地域に根ざしたレジェンドとして多くのファン・ブースターの皆さまに愛され続けてきた。
今後は、クラブの“顔”として、地域・行政・パートナー企業とさらにつながりを深めながら、新たなキャリアをスタートしていくとし、第二の人生を歩み始める池田選手へ引き続き温かい声援を求めている。
池田選手は背番号32。1983年7月13日生まれで粟生津小学校、吉田中学校、新潟商業高校、東海大学と進み、新潟アルビに加入した。ことし1月に4人目の燕市スポーツ大使に就任した。