新潟県三条市と東三条駅前から延びる東三条商店街は、7月6日(土)午後4時から午後8時まで市営駐車場「東三条駅前駐車場」を会場に、年に一度の恒例行事「ヒガサン七夕祭り」を開く。ことしは「ワールドワイド」をテーマに掲げ、国際色豊かな企画やeスポーツ大会など、幅広い世代が楽しめるイベントとして商店街の活性化とにぎわいを創出する。
会場の東三条駅前駐車場は2018年にオープンした。その周知を図りたい三条市と地元を盛り上げたいという東三条商店街の両者の思いが一致して毎年、開催しているイベント。名称の「ヒガサン」は「東三条」の略称だ。
七夕に向けて国際色豊かな装飾とケニア活動支援ブース、eスポーツ大会、七夕企画、そして多彩なステージイベントと飲食ブース、駐車場の利便性アピールなど、ワールドワイドな七夕祭りを楽しんでもらう。
ことしは単なる地域イベントにとどまらず、インバウンド需要への意識付けと世界目線をアピールする場と位置付ける。会場には世界各国の国旗で装飾し、国際的な雰囲気を演出。新たに設けるケニアの活動支援ブースでは、その活動内容を紹介し、世界に目を向けた商店街であることを発信する。
イベントの目玉のひとつは、老若男女問わず人気の落ち物パズルゲーム「ぷよぷよ」を使ったeスポーツ大会。午後4時から6時まではぷよぷよ体験&スコアチャレンジ、6時半からeスポーツ大会を開催し、上位入賞者には豪華景品が贈る。初心者でも気軽に楽しめるよう参加のハードルを下げ、幅広い層の参加を促す。
七夕にちなんで、来場者が願いごとを短冊に書いて飾れるコーナーも設置する。参加者には菓子をプレゼントし、季節感あふれる思い出づくりに貢献する。
多彩なステージイベントも見どころだ。迫力あるフリースタイルフットボールのパフォーマンスや、参加型のじゃんけん大会、さらには三条市の環境マスコット「エコちゃんサンちゃん」との記念撮影会など、バラエティー豊かなプログラムが用意して盛り上げる。
食の楽しみも充実している。12店舗が出店する飲食ブースでは、焼きそばやキッチンカーなど、さまざまな種類の飲み物や食べ物がを提供する。飲食ブースでの購入者には縁日無料券をプレゼント。食事と縁日体験の両方を楽しめる。初出店となる三条凧合戦の凧組「三条小町組」の出店も注目だ。
また、「アフリカを学ぶ」として居場所を失った子どもたちに寄り添い続けるモヨ・チルドレン・センターと、スポーツの力で誰ひとり取り残さない一般社団法人A-GOALを紹介。公共交通相談ブースで三条市のAIオンデマンド交通のるーとさんじょうの紹介も行う。
東三条商店街は、「これらの企画を通じて、来場者に一日中、楽しんでもらえる魅力あふれるイベントを提供し、地域経済の活性化に貢献したい」と来場を待っている。