3連休最終日の21日(月・祝)、新潟県三条市で中心市街地活性化が目的の「まちなかオープンカフェ」、日本人と外国人住民の文化交流が目的の「国際交流イベント」、三条市で活躍する地域おこし協力隊の紹介が目的の「地域おこし協力隊マーケット」の3つのイベントがコラボレーションした初めての「Lululu marché(ルルル マルシェ)」が開かれる。
会場は一ノ木戸商店街の歩行者天国にした大通り120mと空き店舗や空き地、駐車場、「三-Me.」、「ハーメルンの館」、「TREE」、「ieスタジオ」、「野島出版」の5つの施設も活用。午前10時から午後3時まで開かれ、市内外で活動する人や、外国人、地域おこし協力隊による約 50 店舗が、「多文化」、「国際」、「地産地消」、「サスティナブル」をテーマに、飲食、雑貨、ワークショップなどで出店する。
ほかにもステージイベント、パンケーキの振る舞い、商店街ガラポンシールラリー、商店街お宝市、ハギレアートガーランド、世界の遊び広場と、子どもたちが廃棄予定の布に絵を盛りだくさんだ。
ステージイベントはシャボン玉アーティストによるパフォーマンスとシャボン玉体験パフォーマンス(10:30-12:00)、カナダのカルガリーで毎年開催されるカウボーイのお祭り「カルガリー・スタンピード」にちなんだウエスタン式ラインダンス体験(12:30-14:00)、ミャンマーの水かけ祭り in 三条(12:30-14:30)。
パンケーキの振る舞いは午前10時から11時半まで、カルガリーのロデオイベント「カルガリー・スタンピード」の文化のパンケーキ限定100食を振る舞う。カルガリーにちなむイベントは、カルガリー出身の三条市国際交流員のデイビッド・ティーダマンさんの企画だ。
商店街ガラポンシールラリーは、商店街の店舗をめぐってシールを集めると、三条市の米や果物の盛り合わせなどの景品が当たるガラポンに挑戦できる。
商店街お宝市は、商店街で眠っていた掘り出し物がこの日限定で集。商店街の13店舗が参加する。
ハギレアートガーランドは、子どもたちが廃棄予定の布に絵を描き、ガーランドに生まれ変わらせ、アーケード内「旧靴のイマイ」(仲之町 4-24)付近に展示する。雨が降ったら中心市街地拠点施設「TREE」(仲之町2-15)内に展示する。
世界の遊び広場は、ベトナムのダーカウ、インドネシアのペン投げゲーム、フィンランドのモルックで遊べる。
15日の滝沢亮市長の定例記者会見で「Lululu marché」の企画運営の中心メンバーのひとり、「TREE」に勤務する地域おこし協力隊の吉田明世さんは、「三条に暮らす外国の人や地域の外から来た地域おこし協力隊、そして市内外から商店街を訪れる皆さんが一緒になって交流することで、それぞれの立場や文化、活動への理解が深まり、互いを認め合いながら楽しめる機会になるのでは。そんな思いから、今回初めて3つのイベントをコラボさせた大きな催しを企画した」とアピールし、市民の来場に期待した。