8月に行われる第45回全日本バレーボール小学生大会の混合の部に新潟県代表として2年ぶり2回目の出場を決めた三条市の小学生バレーボールチーム「こだまジュニアクラブ」(刈屋俊人監督)は17日、滝沢亮市長を表敬訪問し、「日本一あきらめの悪いこだまバレー」で全国大会で活躍を誓った。
混合は6人制で内訳によらず男女合わせて6人がプレーしていればいい。新潟県大会は6月28日、29日と柏崎総合体育館で行われた。ほかに五泉JVCと阪之上ブルースカイを合わせて3チームが出場してリーグ戦が行われた。
こだまジュニアクラブは1セットも失わずに2勝して優勝。全国きっぷを手にした。全国大会出場は2023年以来で、前回は4戦全敗だった。
こだまジュニアクラブは1995年に発足し、現在は1人を除いて全員が大崎学園の2年生から6年生までの男女10人が所属。主に大崎学園体育館を会場に練習に励んでいる。
チームのモットーは「日本一あきらめの悪いこだまバレー」。選手たちの身長は決して高くないが、その分を粘り強いレシーブでカバー。「拾って、つないで、相手のミスを誘う」という全員バレーが持ち味だ。県大会ではその真価を存分に発揮。圧倒的な強さで勝ち上がり、見事、優勝旗を三条市に持ち帰った。
滝沢市長への表敬訪問で、キャプテンの大崎学園6年・刈屋旬人君(11)は「優勝できてとてもうれしかったし、安心した。全国大会では身長が低い分を拾って繋ぐバレーでカバーし、ひとつでも上の順位を目指して頑張りたい」と抱負を語った。
刈屋監督は「前回の全国大会は全敗という悔しい結果に終わった。今回はまずベスト8(大会3日目に残ること)を目標にしている」。全国大会の組み合わせも決まっており、初戦の相手は滋賀県や北海道の代表チーム。「対戦経験のない相手だが、県外の強豪チームとの練習試合では手応えも感じている。組み合わせしだいでチャンスはある」と期待している。
全国大会は8月4日(月)から7日(木)まで、都内で行われ、こだまジュニアの「あきらめない」夏が始まる。県大会の出場選手は次の通り。
背番号 | 氏名 | 学年 | 性別 | 学校名 |
---|---|---|---|---|
1 | カリヤ シュント 刈屋 旬人 |
6年 | 男 | 三条市立大崎学園 |
2 | オオゼキ コハル 大関 心晴 |
6年 | 女 | 三条市立大崎学園 |
3 | イガラシ カナデ 五十嵐 奏 |
6年 | 男 | 三条市立大崎学園 |
4 | ハセガワ リン 長谷川 琳 |
6年 | 女 | 三条市立西鱈田小学校 |
5 | イガラシ アオイ 五十嵐 葵 |
4年 | 男 | 三条市立大崎学園 |
6 | タカハシ ガク 高橋 雅來 |
3年 | 男 | 三条市立大崎学園 |
7 | カリヤ ハヤト 刈屋 颯人 |
3年 | 男 | 三条市立大崎学園 |
8 | オオゼキ アオイ 大関 葵衣 |
4年 | 女 | 三条市立大崎学園 |
9 | カリヤ ユズカ 刈屋 柚夏 |
4年 | 女 | 三条市立大崎学園 |
10 | オオゼキ ユミカ 大関 弓華 |
1年 | 女 | 三条市立大崎学園 |