8月4日(月)午後6時半から西照寺(新潟県三条市上須頃)で恒例のお寺コンサートが開かれ、「4人でのフランス100年の旅」と銘打って、4人の奏者がフレンチバロックの優雅な旋律を奏でる。
国際色豊かな4人の演奏家を迎え、フランス音楽の100年の変遷をたどる。出演するのは、フランス在住のバロック・ファゴット奏者、マチュー・デュボンさん(リコーダー、バロック・ファゴット)、原澄子さん(ビオラ・ダ・ガンバ)、大橋麗実さん(バロック・バイオリン、バロック・ビオラ)、山下瞬さん(バロック・チェロ、ビオラ・ダ・ガンバ)。
演奏曲目は、E.デュ・コロワのシャンソン「若い娘」によるファンタジア、M.A.シャルパンティエの4つのヴィオールのためのコンセール、J.B.de ボワモルティエの「フルートとヴァイオリンのためのソナタより、サント=コロンブの2つのヴィオールのためのコンセール集より「Le retour」ほか、フレンチバロックの精髄とも言える名曲が並ぶ。
西照寺では、地域に開かれた寺院として文化活動の一環でお寺コンサートを開いている。ふだんは静寂に包まれる本堂が、この日ばかりは美しい音色に満たされ、訪れる人々に非日常の体験を提供する。
参加無料だが直接、会場でカンパを受け付ける。駐車場は台数に限りがあり、乗り合わせでの来場が呼びかけている。駐車場所は三条市立大学の駐車場も利用できる。問い合わせは西照寺(0256-32-5456)。