新潟県三条市の三条地区の夏まつり「三条夏まつり」が25日、26日の2日間にわたって行われ、最後は26日夜の大花火大会で三条の夜空を鮮やかに彩る光と音の共演で締めくくった。
打ち上げ場所は、三条防災ステーションの信濃川河川敷。三条市合併20周年記念スターマインを含む32組のスターマインをはじめ、ナイアガラ花火、10号玉174発、7号玉40発、5号玉42発と、協賛企業により昨年並みの規模となった。
メーンの観覧場所は六ノ町河川緑地。打ち上げ場所からいちばん近い所で200メートル余りしかなく、仰向けに寝てもちょうどよく見えるほど頭の上に覆いかぶさるような大迫力だ。
花火大会にあわせて図書館等複合施設「まちやま」と体育文化会館「たいぶん」でもフードやドリンクを用意し、花火見物の客でにぎわった。とくに「まちやま」はふわふわドームや手づくりの縁日も用意。六ノ町河川緑地を上回るほどの混雑ぶりだった。
ファイナーレは三条市出身の全盲のシンガーソングライター、佐藤ひらりさんのオリジナル曲『みらい』にあわせて、市民の花火のスターマインと瑞雲橋から流れ落ちるナイアガラ花火。夕涼みにしては暑すぎる夜だったが、六ノ町河川緑地を埋めた見物客は大満足だった。