市民の声を生かして地域を代表する食の土産品を決めようと、新潟県燕市は「市民がお勧めするお土産品グランプリ」を開き、お勧めの土産を募集している。
9月1日から10月31日までの2か月間、県外の親せきや友人に勧めたいと思う一押し商品を投票で募る。年明けには上位商品の本選投票を経てグランプリと準グランプリを決定する 。
対象の土産品は、市内で販売され、燕市と関連性のある食品。果物そのものではなくジャムなどの二次加工品以上で常温保存が可能な賞味期限が3日以上のものに限る。燕市の土産品と言えばハウスウェアやキッチンウェアが選ばれるが、食文化を生かした土産の定番化を目指す。グランプリと準グランプリの認定商品は、「道の駅SORAIRO国上」などでの優先販売の機会を設ける。
投票はウェブフォームか投票用紙で受け付ける。市役所1階窓口案内わきや産業史料館受付脇に投票箱を設置。郵送でも応募できる。
投票は1人1票までで、抽選で20人に燕市産の記念品のステンレスタンブラー3個、金のぐい呑み7個、アイスクリームスプーン10個が当たる。来年1月に本選投票を行う。問い合わせは産業振興部観光振興課観光企画係(0256-77-8233)。
市観光振興課は「市民のおすすめを通じて燕市の食の魅力を広く発信し、地域の新しい定番を育てたい」としている。