10月4日(土)に新潟県三条市栄地区で行われる「栄ふるさと祭り」のなかで、20年前に埋設した「栄町閉町記念タイムカプセル」を掘り起こして開封するイベントを行うにのに伴って、タイムカプセルに手紙を入れた記憶のある当時の子どもたちなど掘り起こしや開封を手伝ってくれるボランティアを募集している。
三条市、栄町、下田村が新たに三条として合併してことしで20周年。合併前の栄町は、廃止日の2005年4月30日に行った閉町記念事業で、栄庁舎前に20年後の開封を約束したタイムカプセルを埋めた。
タイムカプセルは直径40センチ、高さ100センチのステンレス製。中には町民に募集した約300通の手紙、各小中学校の寄せ書き、栄町記録資料、20年後の自分にあてて書いた未来へのメッセージ作文の最優秀賞24作品を入れた。
栄町役場は合併後、三条市の栄庁舎となった。その栄庁舎前の駐車場で行われる栄ふるさと祭りで、午後0時15分から0時35分までの時間帯でスコップでタイムカプセルを掘り起こし、開封を行う。タイプカプセルを埋めた場所の真上にはステンレス製の銘板が設置してある。
そのイベントを手伝ってくれる人を募集している。できれば20年前の自分と再会できる自分のものがタイムカプセルに入っていることを記憶している人の参加を待っている。手伝いたい人や問い合わせは9月30日までに栄サービスセンター(0256-45-4111)へ。