新潟県は8月26日に新潟県農林水産業振興資金の8号資金を設定して、この夏の記録的な高温や渇水で被害を受けた農家の資金操りの支援を開始したが、燕市でも被害に遭った農家の経営を支援しようと、新潟県農林水産業振興資金を借り入れる農家に利子の一部を補給することにした。
利子補給対象者は、燕市で農業か林業、漁業を営み、この夏の高温、渇水、大雨で被害を受け、販売金額(売上高)が過去3カ年の平均の販売金額に比べて10%以上、減少する見込みのであること。
利子補給率は年1.90%で7年間、利子補給する。基準金利3.25%に対し、県の利子助成率0.95%に市の利子助成率0.95%を上乗せし、1.90%を融資機関へ利子補給する形となり、これにより農家の借 入利率は1.35%となる。
2026年3月31日まで農業協同組合、銀行、信用金庫などで取り扱う。この資金の借り入れは融資機関に相談する。