【燕市長選】佐々木剛氏の後援会設立総会に約250人が参集 公正公平で誠実なリーダーとして燕市への貢献を決意表明 (2025.9.16)

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新潟県燕市の市長選(10月12日告示、19日投開票)に立候補を表明している佐々木剛氏(59)の後援会「佐々木剛と燕市の未来を考える会」(神田哲也会長)の設立総会が15日、燕三条ワシントンホテルで開かれた。支持者ら約250人が参集。佐々木氏は公正公平で誠実なリーダーとして燕市に貢献していくと決意表明した。

ガンバローコール
ガンバローコール

佐々木氏は、立候補を決断した背景には、ものづくりのまちとして知られる燕市で、両親が苦労しながらも自分を育ててくれたことへの思いがあり、その恩を今こそふるさとに返したいと強く感じていたと話した。

早稲田大学を卒業後、住友銀行を振り出しに約35年にわたり金融業界でキャリアを積み、日本国内だけでなく、海外の厳しい環境でも働いてきた。米国・ニューヨークに4年半駐在した経験も、国際的な視野と豊富な知見をもたらした。

「さまざまな経験をそこでさせていただいた。これらの貴重な経験、あるいは知見が、わたしにとって大きな財産と感じている」。

鈴木力現市長の優れた政策によって燕市の財政は安定していると評価しつつも、急速な人口減少や少子高齢化、そして変動する国際情勢といった未来を見据えた課題が山積していると認識している。

佐々木剛氏
佐々木剛氏

課題を解決するために、民間企業出身者ならではのユニークな視点と、公平公正な立場から新たな挑戦をしていく。具体的には産業の活性化、未来を担う人材育成、誰もが安心して暮らせるまちづくり、柔軟な行政運営をについて考えを示した。

産業の活性化では、 燕市の基盤である工業、商業、農業、観光業を活性化させる。とくに、伝統的なものづくりに新しい技術を取り入れ、最先端のものづくりのまちへ進化させる。自らがアンバサダー(大使)となり、燕市の製品を世界に売り込むことで、その名を広めていく。

未来を担う人材育成では、子育て支援をさらに充実させる。子どもたちがグローバルな視点を持ち、将来のリーダーとして活躍できるよう、教育の質を高める。とくにコミュニケーション能力を育むための英語教育を強化していく方針だ。

誰もが安心して暮らせるまちづくりでは、高齢者や障がいをもつ人方も含め、すべての市民が生きがいや希望を感じられるまちを目指す。交通インフラの利便性を高めることや駅前の活性化にも取り組む。

約250人ガ参集
約250人ガ参集

柔軟な行政運営では、現在の優秀な職員チームを尊重しつつ、性別や年齢に関係なく、誰もが能力を最大限に発揮できるような、よりシンプルでフラットな組織を目指す。財政運営では、老朽化したインフラ改修など将来を見据えた計画的な投資をより柔軟に行えるよう工夫していく。

課題解決には、「公正公平であること。さらには、精神的にも身体的にも健康であること。市長の業務は非常にハードワークと認識している。常に自らの精神、肉体の健康な状態に保つことが、皆さんをリードする立場として必ず必要なもの」。

市の代表としてさまざまな場面でさまざまな人と会う機会があり、「リーダーとしてふさわしく、恥ずかしくないリーダーであるように努力していく」と約束した。

「こうした考えを現実にするには、わたしをリーダーに押し上げていただく必要がある。全身全霊で邁進していくので、引き続き応援をお願いする」と、知り合いにも自身を紹介してくれるよう求めた。

夫婦で来場者を見送る
夫婦で来場者を見送る

神田哲也後援会長、来賓の田野隆夫燕商工会議所会頭、堀勝重県議、野水重明ツイバード社長、早大の同窓の田邊正幸五泉市長のビデオメッセージ、渡辺浩之選挙対策本部長の閉会あいさつ、星名大輔十日町市議をリーダーにガンバローコールを行った。それぞれのあいさつの概要は次の通り。

神田哲也後援会長

佐々木剛との関係を紹介。燕中学校、三条高校での同級生という縁に始まり、卒業後は離れていたが、同窓会活動を通じて再び交流を深めた。とくに高校同窓会の東京支部では、佐々木が支部長、自身が事務局長を務め、数十年にわたり信頼関係を築いてきた。

神田哲也後援会長
神田哲也後援会長

共通の趣味としてマラソンや酒席をともにし、富山や湯沢など各地で交流。単なる友人関係にとどまらず、人生の節目を共にしてきた。

市長選出馬にふれ、「45年前からすでにその芽があった」と回想。現市長の任期を見据え「次は自分が」と語った佐々木の姿勢を思い出し、地域への思いの深さを証言した。

地元を離れて40年経過したことに対し「何がわかるのか」との批判があることを承知しているとしつつ、逆に世界の厳しい舞台で培った経験こそ燕市に必要だと主張。鈴木市長が築いた安定した基盤をさらに発展させる力をもつと強調。「市内の産業界や市民が支えれば必ず成果が出る」と訴え、「皆で笑顔でその日を迎えよう」と力強く結んだ。

田野隆夫燕商工会議所会頭

市長の役割を「行政職員に方向性を示す存在」と位置付け、日常の細部ではなく、将来像を描くことこそが重要と指摘した。

田野隆夫燕商工会議所会頭
田野隆夫燕商工会議所会頭

鈴木市長の功績を評価した。とくにふるさと納税の活用による財政基盤強化を具体的に説明。燕市が県内トップの寄付額を維持し、産業界にも大きな恩恵をもたらした事例を紹介した。

山形県天童市のサクランボを活用したふるさと納税の成功事例をひき、地域資源の選び方が税収を大きく左右することを示した。燕市も家庭用品や調理器具といった日常製品で優位性を発揮していると分析した。

コロナ禍では地元企業や団体が協力し、約2,800万円の支援金を飲食店等に届けた取り組みを紹介。行政や産業界が連携する姿勢の重要性を再確認させた。

佐々木については「自己利益ではなく公益を優先する人物」とし。次期市長選は「佐々木氏を全力で応援することを皆さんの前で誓い、応援弁士としての勤めを終わらせていただく」と締めた。

堀勝重県議

神田氏と田野両氏のあいさつに同意を示した。佐々木を「誠実で公平公正な人物」と評価し、本人との交流からも、その人柄に確信を持った。自身の政治経験から人口減少や子育て支援など地域課題への対応は難しさを知るが、「市長は地域の未来を左右する重責」との認識を示した。

堀勝重県議
堀勝重県議

教育政策への自身の関与を引き合い出し、市民の声をていねいに拾い上げることの重要性を説いた。佐々木氏も同じ姿勢をもつと確信している。選挙戦は厳しいが「首長選はまちの行方を決める最も重要な選挙。きょうから応援者として歩んでほしい」と呼びかけ、市民に慎重な判断を呼びかけた。

野水重明ツインバード社長

佐々木氏とは高校時代からの同級生であり、大学進学後も縁が続いた。就職先の都市銀行でも再び同じ職場となり、その後のキャリアを間近で見てきた。

野水重明ツインバード社長
野水重明ツインバード社長

外資金融機関で海外駐在を経験した佐々木の実績は「実力と見識の証」。同窓会活動でも献身的に支部を支え、地域にかかわり続けてきた。高収入を得ていた外資系サラリーマン生活を辞し、故郷に尽くす決断を「決断力と実行力の象徴」と評価した。

企業経営者としての立場から「地域産業の発展には厳しい環境で鍛えられたリーダーが必要」とし、佐々木を強く推した。最後に「市民、産業界、奥様の支えを得て、全員で佐々木を応援しよう」と訴えた。

田辺正幸五泉市長

「変化の激しい社会でこそ、民間で培ったネットワークと経験が役立つ」と佐々木の経歴を高く評価。「地方創生の新しいリーダーとして佐々木氏を押し上げてほしい」と激励した。

田辺正幸五泉市長
田辺正幸五泉市長

地方創生の観点から佐々木氏の経験とネットワークを評価し、民間出身の首長として地域を新しい時代へ導く力があると激励した。

渡辺浩之選対本部長

この日の設立総会で、佐々木の決意と熱意を共有できたことは有意義だったと総括。今後の活動には、優しく、温かく、力強い支援が不可欠とし、参加者に協力を呼びかけた。

渡辺浩之選対本部長
渡辺浩之選対本部長

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