「秋分の日」の23日を中日とする一週間は秋の彼岸。新潟県三条市本町2、真宗大谷派「三条別院」は、彼岸の入りの20日から22日までの3日間を秋彼岸会として、朝の人生講座と法要を行い、東本願寺出版部で元親鸞仏教センター研究員の東真行氏が法話を勤めている。
人生講座は毎朝6時から。法要は20日は午後1時半から逮夜法要、21日は午前10時から日中法要、午後1時半から逮夜法要、22日は午前10時から日中法要を行う。
それぞれ法要のあとに東氏が法話を行っている。明治から昭和にかけて活躍した真宗大谷派僧侶で仏教思想家の金子大榮氏(1881-1976)の50回忌をしのび、「浄土の目覚め−金子大榮師に学ぶ」のテーマに金子師の事情と観念の浄土説、戦時下の思索の問題、戦後の再出発などについて3日間にわたって話している。
また、この3日間はお虫干し展を開き、歴代門首の御影を描いた掛け軸など約40点の展示も行っている。三条別院 | 浄土真宗 真宗大谷派 新潟教区