過去最多の133拠点を開放 10月2日から5日まで「燕三条 工場の祭典」 (2025.9.29)

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金属加工を中心とした地場産業の集積地で知られる新潟県・燕三条地域の名だたる工場のものづくりの現場を公開するオープンファクトリーイベント「燕三条 工場(こうば)の祭典」。13回目となることしは10月2日(木)から5日(日)までの4日間にわたって開かれ、過去最多の計133の企業・団体が参加。「五感で味わえるものづくり」をテーマに音やにおい、手ざわり、味わいを通じて燕三条の技術を体感してもらう。

燕三条工場の祭典
燕三条工場の祭典

テーマは「五感で味わえるものづくり」、開会式に台湾YouTuber、燕三条駅でアートプロジェクト

昨年に続いて燕、三条の両商工会議所青年部で実行委員会(秋元哲平実行委員長)を組織して主催。初日2日午前8時半から(株)青芳(燕市小池5143)で開会式を行って幕開きする。このようすはライブ配信も行い、フォロワーが87万人の台湾のYouTuberもオブザーバーとして参加する。

オープンファクトリーの実施日、時間は参加企業・団体によって異なる。2日は92カ所、3日と4日は111カ所、5日は76カ所が行う。効率的に工場を回れるバスツアーを4日間で27本、用意した。

観光案内所を道の駅や燕三条地場産業振興センター、燕三条駅など11カ所に設置。燕三条駅1階では4日間、「五感で魅せるアートプロジェクト」を開き、工場ミーティング成果物15点を展示する。

毎晩ナイトイベント開催、祭典後に「燕三条 工場サミット」

第2回参加企業会議
第2回参加企業会議
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毎晩、参加企業でナイトイベントが行われる。2日は村の鍛冶屋でキャンプイベント「TAKIVILLAGE」、3日はRORNO(ロルノ)でミュージックラウンジパーティー「PIZZA&ICE CREAM」と、(株)テーエムで縁日やお化け屋敷を親子で楽しめる「夜の工場縁日」、4日は青芳でクラブイベント「燕三条PRAHA」、5日は燕物産(株)で閉会イベントで締めくくる。

また、工場の祭典から2週間後の18日(土)は青芳で「燕三条 工場サミット」を開く。「未来」「発表」「交流」の3つのパビリオンを設け、未来パビリオンで講演やトークセッション、発表パビリオンで工場の祭典のストーリーを語り成果や学びを共有、交流パビリオンで分科会展示解説・成果発表、飲食・物販・体験ブースなどを行う。

「工場の祭典」は2013年に始まり、地域の産業を開かれた場とする試みとして回を重ねてきた。昨年は参加企業が約109社、来場者数は3万8千人を超え、コロナ禍後として最多を記録した。ことしはさらに規模を大きく拡大し、過去最多の133カ所が公開される。

燕三条のものづくりの素晴らしさを伝えて日本一の産業観光を目指す

第2回参加企業会議で秋元実行委員長
第2回参加企業会議で秋元実行委員長

ホームページのプレビューは、単月で昨年の8万7000回からことしは10万1000回に伸びている。地域別では、1位の日本に次いで2位が台湾、3位が米国と続き、海外からの来場も多いと期待した。

18日開かれた第2回参加企業会議で秋元哲平実行委員長は「来場者にモニター越しでは伝わらない工場の熱気や香り、五感で伝わるものを伝わって感じてとって帰ってほしい」述べた。

さらに「4日間は皆さんが主役。燕三条のものづくり、素晴らしさを存分に伝えてほしい。産業観光のイベントとして、日本一を目指して頑張っていこう」、「来場者の満足度を上げつつも、参加される工場の皆さまも楽しんでやらせていただきたい」と求めた。

青芳
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