新潟県三条市の山手に広がる自然あふれる下田地区。がけなどに当たり前に見える地層の商品化をという小学生のアイデアを形にしたパフェ「発掘!下田の地層パフェ!」が完成。10月26日(日)から数量限定で日帰り温泉「いい湯らてい」で販売される。
カップに下からコーンフレーク、ホイップクリーム、砕いたチョコ、砕いたクッキーと重ねて地層を再現する。さらに抹茶ムースで草原、チョコレートアイスを奇勝「八木ヶ鼻」の絶壁、ミックスベリーを赤く燃える溶岩に見立てて載せ、恐竜のクッキーをトッピングして完成だ。
価格は税込み650円。テイクアウトも可能で26日から限定110個を販売するが、すぐに完売しそうだ。
地層の商品化は、地元森町小学校の6年生2人のアイデアだ。下田地域を活動拠点とするNPO法人ソーシャルファーム三条(柴山昌彦理事長)は毎年、下田の宝を探す「しただ地域資源発掘コンテスト」を開き、下田の資源を生かした商品開発のアイデアを募集している。
昨年も数十点の応募があり、この地層の着目したアイデアが金賞に輝いた。ソーシャルファーム三条が「いい湯らてい」と商品化をもちかけ、スイーツの製造が得意なことからパフェで地層を見せることにした。
26日は「いい湯らてい」周辺を会場に音楽とハロウィーンイベントが合体した八十里越フェスが開かれ、それにあわせての発売となった。問い合わせは「いい湯らてい」(0256-41-3011)。