読み終えた本が新たな持ち主の宝物となる、地域に根ざした循環型イベント「つばさんCAMPUS古本市」が11月3日(月・祝)、三条看護・医療・歯科衛生専門学校(新潟県三条市上須頃)の2階図書室で開かれる。三条市図書館複合施設「まちやま」、三条市立大学図書館、そして三条看護・医療・歯科衛生専門学校図書室の3館が共催する初のイベントで、地域住民に読書の楽しみと交流の場を提供する。
10月27日から11月9日までの読書週間にあわせて開かれる。イベントでは、「あなたの本が、誰かの宝物に」がテーマで、地域における読書推進と文化交流が目的。読み終えた本や雑誌を持ち寄り、次の誰かの大切な1冊となる素敵な循環を生み出すことを目指す。
参加は無料で、誰でも気軽に訪れることができ、会場のリサイクル本は自由に持ち帰ることができる。読み終えた本の持ち込みも歓迎している。ただし、受け付けできない書籍は、小中学校・高校の教科書及び参考書や問題集、成年向けの書籍・雑誌全般、著しい汚れや破損があるもの。
あわせて学生バンド演奏&ダンスサークルパフォーマンス(13:00〜14:00)、大型絵本の読み聞かせ(11:30〜、14:30〜)、BOOKプレゼンショー(12:00〜)も行われる。
主催の3館は今春から、図書館教育を通じた知識の深化と人材育成、そして燕三条地域の発展と情報発信に寄与しようと連携を推進してきた。今回の古本市は、その連携の成果として初めて共催するイベント。今後の地域貢献活動ほへの期待も高まる。
午前11時から午後3時まで。問い合わせは三条看護・医療・歯科衛生専門学校(0256-47-1755)担当の山崎さんへ。