新潟県内初「そよら三条須頃」オープン エリア最大級のショッピングセンターで年間150万人の来店を見込む (2025.11.7)

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イオンリテールは7日、新潟県三条市に都市化型ショッピングセンター「そよら三条須頃」をオープンした。「そよら」は「通う・集う・つながら場」をコンセプトにした新形態で、2020年に1号店「イオンスタイル海老江」(大阪市)から展開しており、新潟県内は初出店。年間来場者150万人を見込む敷地面積45,000平方メートルの燕三条地域最大のショッピングセンターが誕生した。

オープニングセレモニーのテープカット
オープニングセレモニーのテープカット

イオン(株)と三条市で包括連携協定を締結

オープンに先立ってイオン(株)と三条市は、包括連携協定を締結した。イオンリテール執行役員で北関東・新潟カンパニーの永山久美子支社長と滝沢亮三条市長が協定書に署名した。

協定の項目は、デジタルを活用した生活の利便性向上、地産地消と市産品の販路拡大、地域防災への協力、地域の安全・安心、環境保全とサーキュラエコノミー、ヘルス&ウェルネル、子育て・教育、その地域の活性化及び市民サービスの向上。

イオンと三条市が包括連携協定を締結
イオンと三条市が包括連携協定を締結

県内の行政との包括連携協定はこれで5件目になった。三条市は10月31日で閉店したイオン三条店と2006年に防災活動協力で協定を結んでいる。滝沢市長は、三条市の水害訓練やコロナ禍で感染者への食事の提供などに協力してもらったことに感謝し、今回の包括連携では、とくに地域情報発信と防災関連の連携に期待した。

永山支社長は、ライフラインの拠点であり、地域防災で当てにされる店舗でありたい、環境保全、地産地消で地域振興に貢献したいと話した。

いちばん乗りは午前5時ごろ来店 開店時は数百人が大行列

外には大行列
外には大行列

続くオープニングセレモニーには、「そよら三条須頃」向かいの三条市立大学のアハメド・シャハリアル学長や新潟県央基幹病院の遠藤直人病院長も参列した。テープカットを行った。

イオンリテール取締役の浜口好博商品担当専務は「専門店との融合により地域の人が買い物を楽しみ、集い、語り合う、身近な交流の場になることを目指している」、滝沢市長は「さらに燕三条エリア、三条市を発展させていかなければならないと実感した」、各店舗のイオンスタイル三条須頃の秋山佳男店長は「元気いっぱい毎日、皆さまをお迎えする準備を怠らずにしっかりとした店づくりを目指したい」とそれぞれあいさつ。テープカットを行って午前9時にオープンした。

さっそく買い物する滝沢市長とシャハリアル学長
さっそく買い物する滝沢市長とシャハリアル学長

秋晴れに恵まれ、早い人では午前5時ごろから訪れて開店を待った。オープン時には数百人の長い行列ができた。入店制限を行ったので、店内に入ればゆっくりと買い物ができた。

さっそく滝沢市長とシャハリアル学長はカートを押して核店舗の「イオンスタイル三条須頃」でショッピング。週に1、2回、スーパーを利用する滝沢市長は事前に施設内に入るのは初めて「実際に入ってみてわくわくがとまらない。本当に広く手いろんなものが売っていて、新しくきれいで買い物が楽しくなる」と話した。

三条市立大学が民間企業と開発した「燕三条背脂のタレ」の試食販売
三条市立大学が民間企業と開発した「燕三条背脂のタレ」の試食販売

シャハリアル学長は魚が好きで、土、日曜は自分で料理をつくると言う。「いちばん気に入ったのは入り口から入ってフィッシュマーケットが見えてて」。大学の近くにコンビニがなく、「学生のたまり場になると思う。学生居場所としては最高」で、「個人的にも学生のことを考えても両方の側面からうれしい」とオープンを歓迎した。

この日は三条市立大学の学生が売り子となり、民間企業と共同開発した「燕三条背脂のタレ」を試食販売し、さっそく学生との連携がスタートした。

地元からテイクアウト専門店「Bit Market」、保険の無料相談や見直しの「保険クリニック」

15のテナントが入った。地元からはテイクアウト専門店「Bit Market」、保険の無料相談や見直しができる「保険クリニック」が出店した。「Bit Market」は(株)Bit(秋山武士代表・新潟市中央区)が新潟伊勢丹店、CoCoLo新潟店に次いで3店目の出店となった。

「Bit Market」
「Bit Market」
Bitの秋山代表
Bitの秋山代表

トリュフのランチ、パフェ、デリカテッセン、総菜などをラインナップ。無添加で新潟の食材にこだわったランチをすでに県央基幹病院で働く医療関係者に宅配しており、菓子は県央基幹病院への見舞い用の需要にも期待。秋山代表は「ここが今後の燕三条の集約地になると思うので、皆さんの役に立てるようにさまざまなニーズに応えられるようにしたい」と話した。

保険クリニックの前で運営するエフピーエムの嘉瀬代表取締役
保険クリニックの前で運営するエフピーエムの嘉瀬代表取締役

「保険クリニック」はフランチャイズで全国展開する来店型保険ショップ。(株)エフピーエム(嘉瀬一洋代表取締役・三条市)が出店、運営する。燕三条地域では初めての保険クリニックの店舗で、全国ではちょうど300店舗目。嘉瀬代表は「今まで出店の依頼いっぱいあったが全部、断ってきた。ただ、うちの会社から車で5分、すぐ近く。地元であれば、うちがやらなくてどこがやるんだという思い」と出店を決めた。

「とにかくこの地域の方に来てもらいたいと。この地域の方たちがいろんなお困りごとがあった時に相談に乗れる、そんな店舗運営を目指している。保険だけじゃなく、資産運用とか何でもいいので、ぜひ相談にしてほしい」と来店を待っている。

テックランドそよら三条須頃店は県内3番目の規模のテックランドでおもちゃ売り場は県内最大

このほかヤマダデンキ棟のテックランドそよら三条須頃店は、近くにあったテックランド三条がリニューアル。県内ではヤマダデンキの22店舗目で、店舗面積は県内で3番目に大きい1,700坪、おもちゃコーナーは県内最大規模。ゲーミングコーナーも充実させ、子ども向けのコーナーを拡充した。

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テックランド三条須頃店を案内してもらう滝沢市長
テックランド三条須頃の県内最大規模のおもちゃコーナー
テックランド三条須頃の県内最大規模のおもちゃコーナー

大型テレビのコーナーはオリジナルの電動ソファを設置。リフォームコーナーも設け、暮らしにかかわる製品をワンストップで提供する。全国の家電量販店でヤマダ電機が初のテスラの蓄電池の取り扱いもある。

ほかにもアミューズメントパーク「ASOBLE(アソブル)」、不二家初のドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」、来春オープンの 「GU(ジーユー)」などのテナントが入る。

また、当初の計画した4棟のうち専門店が入る1棟は増設を計画中で、来年秋の完成を予定している。完成予定図にはカフェ、メガネ店、洋服店が描かれている。

このあとのオープニングイベントは、8日(土)は午前11時からチアチームRAINBOWSTARSによるチアパフォーマンス、午後2時から上横町神楽組の獅子舞、9日(日)は午前11時と午後2時の2回、本成寺鬼踊り、三小相承会の三条太鼓が披露される。

そよら三条須頃

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