新潟三条市の冬の風物詩として定着してきた「三条カレーラーメン 冬のスタンプラリー」が、ことしもバージョンアップして帰ってくる。市内13店舗が参加する第5弾は、12月1日から来年2月28日まで開催され、期間中は全店でカレーラーメンに無料でもちがトッピングされるほか、スタンプ数に応じた魅力的な景品交換や豪華抽選が行われる。

参加店は、中国料理華園、更科支店、らーめんの土佐屋三条店、大衆食堂正広、龍昇園、食事処鳳、中国料理大観楼、焼肉天開、食堂にしかわ、バス長ラーメン、三芳食堂、麺処清水三条店、お食事処はらやの計13店。古くから受け継がれる定番の味から、スパイスを駆使した進化系、背脂系、黒カレーなど、店ごとにまったく異なる味わいを楽しめるのが最大の魅力だ。
スタンプラリーの台紙の裏面には、各店の特徴的な1杯の写真とともに、スープの特徴、カレー粉やスパイスの使い方、具材、営業時間、休業日などを詳しい情報を掲載。参加者が“めぐり方”を計画するガイドとしても充実している。
魚介だしが特徴の「生姜カレーラーメン」(らーめんの土佐屋)、竹炭を使用した真っ黒な「黒カレーラーメン」(龍昇園)、シャキシャキタマネギが評判の「ライスinカレーラーメン」(食事処鳳)など、三条ならではのバリエーションが楽しい。
スタンプは対象店舗でカレーラーメンを注文するごとに1つ。1枚の台紙には1店舗1回のみ押印される仕組みで、複数の店をめぐることが必須となる。集めた数に応じて景品と交換できるほか、抽選にも応募できる。景品内容は次の通り。
1個(先着1,950人):三条カレーラーメンオリジナルティッシュ
4個(先着120人):サトウのごはん「新之助」3食パック
7個(抽選10人):「CAPTAIN STAG」ラーメンクッカー(1.3L)
13個(全員):参加13店で使える食事券6,500円(500円×13店)
13個(抽選5人):マルナオ株式会社の上角箸
なかでも注目は13店舗をめぐり切った参加者全員に贈られる食事券6,500円。景品の交換場所は、中国料理華園、三芳食堂、龍昇園の3カ所。抽選の応募は全店舗で受け付ける。スタンプ台紙は参加店のほかチラシ等で配布され、スタンプ1個目の店舗で受け取ることもできる。
ことしも、サトウ食品(株)と(株)うさぎもちが協賛する。期間中に対象店舗でカレーラーメンを注文すると全店でもちをサービスする。もちの種類は店によって異なり、丸もち、切りもち、しゃぶしゃぶもちなどさまざま。台紙には各店のもちの種類が一覧で示されており、「冬ならではの食体験」として来店動機にもつながっている。
三条シティセールス事業実行委員会が主催する冬恒例の企画。三条カレーラーメンは戦後の食堂文化を背景に広がり、市民のソウルフードとして親しまれてきた。スタンプラリーはその文化を楽しみながら再発見できる企画だ。
問い合わせは三条シティセールス事業実行委員会事務局(0256-34-5603)。