新潟県加茂市が2028年4月のオープンを目指して整備を進める(仮称)加茂市子育て・健康づくり拠点複合施設の優先交渉権者は、大和リース株式会社新潟支店(新潟市中央区)を代表企業とする企業グループ「加茂未来共創パートナーズ」に決まった。

加茂未来共創パートナーズは、ほかに株式会社ワシヅ設計(長岡市)、小柳建設株式会社加茂本店(加茂市)、環境をサポートする株式会社きらめき(新潟市中央区)、株式会社Wisdom Holdings(三条市)、株式会社あさひコモンズ(三条市)の計6社で構成する。
複合施設では、全世代の市民のこころとからだの健康づくりを総合的に支援するため、子育て・健康づくりに関わる施設の機能を集約・複合化する。

ことし4月の実施方針公表してから約半年間にわたり公募型プロポーザル方式で事業者選定を行い、審査委員会で優先交渉権者を決めた。
加茂未来共創パートナーズから受けた「多世代共創型ウェルビーイング拠点」というコンセプトの提案を踏まえて、複合施設が「子育て・健康支援のハブ」であると同時に、「にぎわい・防災・交流 の拠点」として、持続可能なまちづくりの拠点となるよう、公民連携して施設整備を進めていく。
2028年4月のオープンを目指して今年度中に施設の概略をまとめた基本設計の策定を予定する。基本設計をとりまとめる段階では、ワークショップを開催することで利用のニ ーズや課題を把握し、市民とともに施設づくりを進めていく。

