「ツバメ」つながりでプロ野球・東京ヤクルトスワローズとコラボレーション事業を続ける新潟県燕市で6日、スワローズの石川雅規投手と岩田幸宏外野手を講師に少年野球教室「つばめ野球クリニック」が開かれた。

燕市内の小学生を対象とした毎年恒例の野球教室。燕市分水多目的屋内運動場を会場にインフルエンザの流行で休んだ人も多かったが、8チームから51人が参加した。
冒頭で佐野大輔市長は、石川選手とは市職員として燕三条駅に車を運転して迎えに行って以来の付き合いで、岩田選手とは先に愛媛県松山市で開かれたスワローズカップ少年野球大会で会ったことにふれ、参加した小学生に「ぜひ多くのことを学んでいただいて、これからの野球のために生かしていただければ」と願った。

石川選手は「僕自身も秋田出身ですが燕市がすごく大好きです。その燕市のみんなと一緒に、短い時間ですけども野球教室をやるということできょうはすごく楽しみに来ました」と話した。
教室では、ベースランニングの重要性、一塁への駆け抜け、ベースターンの具体的な技術にふれ、スピードを落とさずに走るための意識づけを促した。
その後、キャッチボールや捕球、バッティングを指導、練習した。バッティングでは石川選手が選手全員のバッティングピッチャーを務めた。

石川選手はゆったりした投球フォームに比べて球速が速く、小学生は空振りを連発。中にはバットのしんで打球をとらえる選手もいて大喜びしていたが、何よりもプロ野球選手からバッティングピッチャーを務めるもうらことにドキドキだった。
7日は午前10時半から燕市文化会館で東京ヤクルトスワローズ トークショー「ネホリハホリ 2025」が開かれる。定員680人のところ申し込み開始から数日で定員を超える申し込みがあり、抽選で参加者を決めた。