新潟県燕市出身のプロ野球・阪神タイガース所属の燕市出身の漆原大晟(うるしはら たいせい)投手(29)が4日、インスタグラムで現役引退を決断したと発表した。

インスタグラムに「この度、現役を引退する事を決断しました。オリックス・バファローズ、阪神タイガースで過ごした7年間、たくさんのご声援ありがとうございました。皆様の応援が背中を押してくれました。小学2年生から始めた野球、現役を引退するまで本当に人に恵まれた幸せな野球人生でした。本当にありがとうございました。漆原大晟」と投稿した。
漆原選手は、福岡ソフトバンクホークスで投手として活躍した星野順治さん(50)と同じ粟生津地区の出身。粟生津小2年ときに吉田ジュニアクラブで軟式野球を始め、吉田中学校時代は硬式野球の三条リトルシニアに所属。新潟明訓高から新潟医療福祉大を経て2018年に育成ドラフト1位でオリックスバファローズに入団した。
23年に現役ドラフトで阪神に移籍し、今季は11試合に登板して防御率0.00。しかし体調不良にも悩まされ、シーズンオフに戦力外通告を受けた。今後は、タイガースアカデミーのコーチに就任するという。
燕市は24年12月17日に漆原選手を3人目の燕市PR大使に任命している。