アウトドアブランドのスノーピーク(代表取締役会長執行役員:山井太、代表取締役社長執行役員:水口貴文、本社:新潟県三条市)は、新潟県村上市の茶畑で摘み取られた茶葉を使用した紅茶「新潟産 雪国紅茶 雪室貯蔵 スノーピーク 特製茶葉使用 50g」(税込み1,512円)を12日(金)発売する。この商品は食品の企画開発・製造・販売にかかわるスノーピークの子会社 「スノーピーク ローカルフーズ」が手掛ける。

「雪国紅茶」は、冷涼な気候の村上市の茶畑でゆっくりと育まれながら、秋に摘み取られた茶葉を多く使用した紅茶。村上市の茶は明治時代には海外へ輸出され、紅茶の製造も行われていた。明治末期に輸出が途絶えたことをきっかけに、紅茶づくりもされなくなったが、地域の想いと技術の継承で、2004年に約100年の時を経て復活した。
茶葉は繊維がやわらかく、渋味が穏やかで自然な甘い香りが特長。緑茶用品種を中心に在来種も用いて製造するため、一般的な海外産紅茶とは異なり、日本茶の系譜を感じさせる、やさしく繊細な味わいが魅力となっている。