「道の駅 燕三条地場産センター」(新潟県三条市須頃1)は13日(土)、14日(日)の2日間、三条鍛冶職人による包丁研ぎ実演を行っており、包丁研ぎを1丁800円から受け付けている。

前週に行ったまな板削りとあわせて年末恒例のイベント。2日間とも午前9時半から午後3時まで1日250丁限定で1人3丁まで受け付けている。
毎年人気で初日13日は続々と受け付けに訪れ、午前中でほぼ予定数に達した。
会場では4人の三条鍛冶職人が包丁を研いだ。研ぎは3段階で、グラインダーで荒研ぎしたりさびを落としたりして最後は砥石(といし)でていねいに仕上げる。
グラインダーは火花を放ち、独特の金属臭が漂い、職員の技に見とれてしまう。毎年、包丁を持参して訪れている女性は「自分で家で研いだから歯ががたがたになって。ここで研いでもらうと全然、違う。新品みたいに良く切れる」と話していた。問い合わせは燕三条地場産業振興センター(0256-32-2311)。