新潟県三条市は17日、都内でブルガリレストランのパティシエを務めた経験のある「道の駅 漢学の里しただ」のパティシエ、市川耕太さん(35)が作るスイーツの特別販売を市役所で行い、販売開始前に完売する人気だった。

「道の駅 漢学の里しただ」へ行けば、いつでも市川さんのスイーツを味わえるが、三条市の中心地からは遠く、車で30分ほどかかる。市川さんが手がけるスペシャルなスイーツを手軽に味わってもらい、道の駅のPRにもなればと、市川さんが道の駅で働き始めた2年前から毎年、市役所へ出向いて特別販売を行っている。
今回は「ル レクチエのタルトシブースト」と「リッチショコラケーキ」のセットを1,300円で100セット販売した。毎年、すぐに完売する人気だが、ことしはとくに客の出足が速く、午前11時半の販売開始より1時間以上も早く訪れる人もいた。

その後も続々と訪れる人が行列をつくり、販売開始10分前に約70人に購入希望が100セットに達して完売。その後も半場開始時刻を過ぎてからも次々と来場者があり、担当の市職員は「ケーキ売切れました」の紙を掲げてひたらすおわび。ゲットできた市民にはプレミアムなスイーツになった。
