新潟県三条市の新年の始まりといえば名物の元旦マラソン大会。温暖化もあって近年は雪がないのが当たり前だが、ことしは大雪に見舞われた。そのため当日キャンセルが多かったもの、1,200人を超える参加者は笑顔で三条市の新年を駆け抜けた。

応募は1,608人だったが、参加したのはそのうち4分の1近くが参加せず、参加したのは1,239人。申し込みは昨年の1,441人より11.6%多く、参加は昨年の1,178人を5.2%上回った。
参加者の大半は三条市民だが、遠くは北海道から鹿児島からの参加者もあった。三条市体育文化会館を発着点に午前9時スタートの2026mと歩け歩けを皮切りに3km、10km、5kmの順にスタートした。

午前9時の三条市の気温は0.3度。前夜から大粒の雪が激しく降り、県のまとでは三条市の午前9時の積雪は16センチとなった。道路上はシャーベット状なる所もあったが、アスファルトが見えている所の方が多かった。
かつては嵐になったり凍結したりという最悪のコンディションになることもあり、それと比べればはるかにまし。懐かしさも感じさせる雪中を走るかつての元旦マラソンの雰囲気だった。

走っている間も容赦なく雪が降り、白い息を吐いてゴールするランナーは頭に雪をのせていた。ことしも漫画やアニメのコスプレやかぶりもので走る人も多く、毎日のように走っている人もいれば、元旦マラソンだけでしか走ることのない人もいて、それぞれに走り初めを楽しんで笑顔だった。
開会式では、新潟市西区の矢尻大守家さん(66)と長女の真理恵さん(27)が、ラフコリーとシェトランドシープドッグの2匹の愛犬と一緒にステージに上がって選手宣誓。「新春の三条市内を力一杯、楽しんで楽しんで楽しんで楽しんで楽しんで走り抜くことを誓います!」と誓った。

大守家さんは漫画「鬼滅の刃」の伊之助、真理恵さんは炭治郎のコスプレ。大守家さんは以前はほかの元旦マラソンに参加していたが、三条に参加するようになって4回目。「三条は仲間がたくさんいて。もともと三条は走るのが好きな人が集まる場所なんです」と言い、5kmを家族の一員の愛犬と一緒に「完走が目標。時間内にゴールしたい」とスタートにわくわくしていた。
また、ことしも滝沢亮市長の幼なじみのよしもと新潟住みます芸人で三条市ふるさとPR大使見習いでもある関田将人さん(40)が、昨年に続いてスペシャルゲストとして開会式のMCを務め、滝沢市長と5kmを走った。

昨年は滝沢市長が裏切ってラスト500mでスパート。関田さんはついていけず、滝沢市長に敗れた。ことしは体重を5kg落として必勝を期して臨んだ。しかし結果は滝沢市長が関田さんを大きく引き離してゴールした。
滝沢市長は「ことしはズルせずに最初からリードして勝ちました」と話し、「彼は沿道やランナーの皆さんとコミュニケーションをとりながら走ってくれたので、ふるさとPR大使見習いの役割を発揮してくれた」と2連敗の関田さんを気遣う余裕も見せた。

滝沢市長が2日ほど前から練習をしていたと耳にした関田さん。「何がきょうはゆっくり走るだ」とまたしても、してやられた。しかし敗因については「三条市を思う気持ちかもしれません。ぼくはまだ足りないんだ」と殊勝な気持ちを店ながらも「来年は絶対、勝つ!」と誓った。
いずれにしろ2人は相変わらず漫才のコンビのような丁々発止のやり取りで参加者を喜ばせ、わかせていた。大会の結果は次のリンクから。











