新潟県三条市の合併20周年記念を冠した航空自衛隊中部航空音楽隊の演奏会が24日、燕三条地場産業振興センターで開かれた。大雪のため小規模編成での来条となったが、3000人を超える申し込みから抽選に当たったプラチナチケットを手にした約千人が来場して寒さを忘れさせてくれるようなホットな演奏を楽しんだ。

航空自衛隊中部航空音楽隊は、静岡県の浜松基地を拠点に航空自衛隊の機動力を生かして演奏活動を行っている部隊。儀式や式典のほか、大規模スポーツイベントや自治体の依頼による演奏会、学生への音楽鑑賞教室や技術指導も行い、楽器メーカーのヤマハが本社を置く「音楽のまち」浜松から心に届く演奏を目指している。
あいにく新潟は大雪に見舞われているさなか。機材車は冬タイヤを装着してなく、新潟では予防的通行止めも予想された。そのため本来の編成をあきらめてバスに楽器を積み込んで移動できる小規模な約20人の編成に変更した。

第1部でクラリネット4重奏で「魔女の宅急便メドレー」や「ドラゴンクエストIIIダイジェスト」、金管5重奏+打楽器で「ひょっこりひょうたん島」や「カーペンターズ・メドレー」など演奏した。
第2部はコンボバンドのジャジーなムードで「Feel Like Makin' Love」や「Septenmeber」など。アンコールで最後は航空自衛隊公式行進曲「空の精鋭」の全員演奏で2時間の演奏を締めくくった。

休憩時間では、自衛隊新潟地方協力本部の公式マスコットキャラクター、ヒカリン・マモルも登場して自衛官募集のPRも行った。
外出に二の足を踏むような大雪だったにもかかわらず会場に空席はほとんどなかった。第1部はゆったりした演奏にいやされ、第2部ははスイングに合わせて体を揺らし、ソロ回しには拍手でわき、寒波を忘れて演奏に魅了されていた。


