「節分」の2月3日に新潟三条市・法華宗陣門流総本山「本成寺」(鈴木日慧貫首)で行われる節分会で鬼踊りを演じる本成寺鬼踊り奉讃会(小林敏文会長・会員19人)は、本番に先立って各地へ施設慰問や出張公演に出向いており、25日はことしの初めてオープンな場所で出張公演を行った。

コロナ禍以降、本堂内での鬼踊りの観覧者を制限していることもあり、本堂に入れない分、地域に出向く機会が増えた。ことしは18日に始まって週末や本番直前に計21カ所に出向く。
誰でも見学できるオープンな場所での出張公演は、25日午後の三条市内2カ所が皮切り。「道の駅 庭園の郷 保内」と続いて日帰り温泉「いい湯らてい」で行った。

「道の駅 庭園の郷 保内」では毎年恒例の鬼踊り。この日は大雪は小康状態だったとはいえ道路状況は悪かわったにもかかわらずざっと300人が見学に訪れた。
赤、青、黄、緑、黒の5色の鬼と三途川婆(そうずかば)が登場。鬼は金棒やのこぎり、まさかりなどを手に太鼓とドラの音のリズムに合わせて踊った。最後は豆つぶてを浴びて降参した。

鬼の迫力はすさまじく、恐怖におののく子どもたちは絶叫した。対照的に親は縁起物とわが子を鬼に差し出して抱っこしてもらって記念撮影。「もうやめて、やめて!」と子どもは必死の形相でにげようとじたばたしたが、親はお構いなしに「あっちの鬼にも抱っこしてもらお」と順番待ちの列に並んでいた。
このあとのオープンな場所での出張公演は、31日の道の駅たがみ(11:20)とまちやま(13:45)、2月1日の新潟ふるさと村(11:00・13:30)、コメリ黒埼店(14:50)、コメリ四日町店(16:15)、2日の三条信用金庫中央支店(13:50)がある。