新潟県燕市の佐野大輔市長は27日の市長定例会見で、合併20周年を記念した式典や健康イベントなど、節目の年に向けた取り組みを発表した。3月20日に燕市文化会館で合併20周年記念式典を開くほか、3月8日には合併20周年の特別版として「燕JOY(エンジョイ)健康フェスティバル」を開催。また市独自の物価高騰対策として、市民1人当たり5,000円分の「燕応援フェニックスクーポン(第8弾)」配布や、水道基本料金の6カ月間全額減免などを実施する方針を示した。

合併20周年記念式典は3月20日午前10時から正午まで燕市文化会館大ホールで開く。午前9時15分開場。式典で20年の歩みを振り返る映像上映、市民憲章朗読(20歳を迎える市民代表)などを行う。
記念アトラクションとして、小高・よしだ・島上の各保育園児による合唱、分水児童館ダンスサークルのパフォーマンス、分水中学校吹奏楽部の演奏を行う。一般の入場も可能で、車の場合は産業史料館に駐車し無料シャトルバスの利用を呼びかける。

「燕JOY健康フェスティバル」は3月8日午後1時から3時40分まで吉田産業会館で開く。燕市スポーツ大使の岸本大紀さん(マラソン選手)を招き、健康づくり講座(簡単ストレッチやクイズなど)を行う。
あわせて「つばめ元気かがやきポイント事業」の表彰・認定式、公開抽選会も実施。抽選は1等を例年の2倍にするなど当選数を増やす。会場には健康関連企業・団体ブースも設け、健康チェックや体験企画を予定する。
市独自の物価高騰対策では、市民1人当たり5,000円分の燕応援フェニックスクーポン(第8弾)を5月下旬から順次、配布する。使用期限は12月31日まで。
さらに、令和8年6月検針分から11月検針分までの6カ月間、水道基本料金を全額減免。加えて、住民税非課税世帯などへの臨時給付金(1世帯2万円)や、子育て世帯への現金給付(児童1人当たり2万円)、低所得のひとり親世帯の児童への給付(1人5千円)も盛り込む。
会見では、お米券との比較を問われ、佐野市長は「燕市ではフェニックスクーポンが市民・事業者に浸透している。新規事業より、既存の仕組みを活用し、幅広い用途に使える形が良い」と説明。今回は「世帯当たり」ではなく「1人1冊」にあらためた考え方も示した。
若者の主体的活動を支援する「羽ばたけつばくろ応援事業」は、令和7年度に活動を終えた9団体が成果を発表する報告会を2月28日午前9時15分から吉田産業会館で開く。
トマトを使ったメニュー開発、地域理解を深めるゲーム制作、パンフレット作成などテーマは多岐にわたり、一般観覧もできる。会見の質疑では、前年は12件だったことも明らかにした。
進学・就職に加え、結婚や出産、育児も視野に「自分のミライ」を主体的に描く力を育むとして、高校2年生173人を対象にライフデザインセミナーを初開催する。
2月18日に分水高校、3月6日に燕中等教育学校、3月11日に吉田高校で実施。講師はキャリアコンサルタントの佐藤ユウキ氏。
昨年12月にオープンした燕庁舎学習室を会場に、燕三条FM「ラヂオは〜と」の人気番組『燕三条系さとちん電波』(FM76.8MHz)が2月18日午前9時〜11時に公開生放送を行う。
観覧は無料で出入り自由、先着約70人。来場者には番組コラボのオリジナル缶バッチをプレゼントする。
会見の終盤には衆院選の投票入場券について質問があり、佐野市長は「2月2日以降に発送し、6日ごろまでに順次、届く見込み」と説明。入場券がなくても、受け付けで名簿と照合できれば投票できるとして、身分確認できるものの持参を呼びかけた。