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三条市・秋の文化財めぐりは式内社と文化遺産(2001.9.7)

三条市教育委員会は7日、「三条・加茂の式内社と文化遺産」をテーマに秋の文化財めぐりを行い、少なくとも1千年余り続く神社の歴史にふれた。

青海神社で古川宮司の解説に聴き入る

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60歳前後の女性を中心に30人が参加。マイクロバスに分乗し、元三条市立図書館長の若槻武雄さん(74)=三条市=が同行、案内した。

式内社とは、延長5年(927)に完成した律令の施行細則を集大成した「延喜式」に記されている日本各地の神社のこと。それからことしで1074年になり、式内社は少なくともそれだけの歴史をもつ。

文化財めぐりでは三条の槻田神社、中山神社、小布勢神社、伊久礼神社、加茂の青海神社の式内社をはじめ、文化財などを所蔵する寺や施設を見学した。

午後2時半に訪れた加茂市加茂、青海神社(古川洸宮司)では、古川宮司から同神社の祭神や由緒、沿革を聞くとともに、同神社所蔵する三条市出身の彫刻家、半藤逸我が2畳分もある大きなケヤキの一枚板にレリーフ風に彫刻したついたても見学した。

参加者は奥書院を入って拝殿へつながる渡り廊下を歩いたが、ここに“からくり”が。鶯張廊下と呼び、宝暦7年(1757)に造営された廊下で、そこを歩くと横に渡した板がたわみ、隣り合った板がこすれあってキュッ、キュッとウグイスの鳴き声のような音がする珍しい細工が施されている。

鶯張廊下を体験

鶯張廊下のことを知らない人は、思いがけない大きな音に「太り過ぎかね」と、エレベータに乗ったらブザーが鳴ったときのばつの悪さのように照れ笑いし、知っている人は「おっ、鳴ってる、鳴ってる」と250年前のアイデアに感心しきりだった。

このころから雨が降り始め、その後の見学は、久しぶりの本降りの雨の下で傘を差して見学先を回った。

地元の歴史や文化財の保護に関心を持ってもらおうと春と秋の年二回、文化財めぐりを行って折り、今回は定員を10人上回る40人から申し込みがあり、好評だ。



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