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「女と男」フォーラム2001で山田東京芸大教授が講演(2001.11.12)

男女共同参画社会を考える、第4回つばめ「女(ひと)と男(ひと)」フォーラム2001実行委員会(深沢サチ子実行委員長)は11日、三条・燕地域リサーチコアで講演会を開き、学校関係者など60人が教育をテーマに山田昌弘東京学芸大学助教授の講演を聴講した。

講演する山田昌弘東京学芸大学助教授

講演する山田昌弘東京学芸大学助教授

ことしは、10月に食、11月に人権、教育をテーマに3回のフォーラムを開き、それぞれの分野にの専門家の講演を聴いた。最終回の今回のテーマは教育。2002年から学校が完全週5日制実施による学校教育の大きな変化を前に、家族社会学、感情社会学の専門で『パラサイトシングルの時代』(つくま新書)の著者の山田助教授から家庭や地域での対応のあり方を聴いた。についての講演を行った。

演題は「学校が変わる。家庭と社会は?一緒に考えませんか。変わる社会。これからの家庭」。山田助教授は「戦後の高度経済成長期にうまくいったやり方では、グローバル、IT化の社会を乗り切ることはできない。15年前に比べ子どもたちは学力が低下している。勉強しなさいというとちゃんとできるが自発的な意欲が見られなかったり、言われたものしかやってこない」と現代っ子を分析した。

パラサイトシングルについては「親に寄生してリッチな生活をする若者たちのこと。親と同居すれば給料は全部、自分のモノだし、家事の心配もないから好きなことができる。子どもたちの中には早くおとなになりたくないという子どもが多い。理由は『子どもでいるほうが楽だから』。その子どもたちのなれの果てがパラサイトシングル。快適な環境で過ごした子どもはあまり夢や希望を語ることがない。しかし本人だけ責めてもだめで、子どもがかわいそうだと何でも世話をする親にも責任がある」と、子どもから親や社会の問題点の指摘と対応について話した。

第4回つばめ「女と男」フォーラム2001

また、あいさつで深沢実行委員長は「2002年に完全週5日制に変わり、学校、地域はどう対処したらいいか。教育は母、仕事は父と色分けの強い燕市に、父親はどう変わるべきかを考えます。きょうの講演会に参加していただけたお父さんたちがいることは参画の真髄。一人ひとりが正しいことをしっかり次世代に伝えていかなければなりません」。

高橋甚一燕市長は「燕は昨年2月に男女平等を基本に共同参画プランを作成し、実現を目指している。生き生きと充実した人生を送ることができる社会になるよう一人ひとりが考えていく必要がある」と求めた。



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