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県理容衛生生活組合三条市支部全組合員が“子ども110番の家”に名乗り(2001.12.5)

三条市、栄町、下田村の147の理容業者で組織する新潟県理容衛生生活組合三条市支部(阿部四男也支部長)は、5日から全組合の店鋪が“子ども110番の家”のプレートを掲げ、地域の防犯に一役買う。

“子ども110番の家”プレートを手に阿部支部長

“子ども110番の家”プレートを手に阿部支部長

現在、三条警察署管内には1,110の“子ども110番の家”が設置されている。同支部でも147の組合員のうち、すでに34店がすでに設置店となっているが、残りの113店もすべて設置店に。3日には、三条警察署でプレートの伝達式が行われ阿部支部長と吉田啓嗣副支部長が受け取った。

阿部支部長は「私たち理容業界は地域社会の中でかわいがってもらっています。常日ごろから地域のために何かできないかと考えていました」と話す。

阿部支部長には小学生と中学生の孫があり、年に1、2回、日が短くなると学校から不審人物への注意などの文書が届く。また、小学生の孫のランドセルには何かあったときな鳴らすためのホイッスルが下がっている。反面、登下校時に何かあったときにかけ込める“子ども110番の家”があるのを孫は知らない。

理容業は日中、店にいる仕事で幅広い地域に分散しており、子どもたちの力になれればと考えた。10月下旬の同支部役員会で「全店鋪が“子ども110番の家”として業界をあげて警察当局と協力できないか」と提案。役員会で満場一致の賛成となった。

阿部支部長は「何かあってはならないことですが、もしなにかあったら子どもたちに床屋さんに飛び来んできてほしい。地域に密着した商売を通じて地域社会のために何かできないかと思っていたので実現できてうれしいです」と話す。

店舗に掲げたプレート

店舗に掲げたプレート

ちょうど伝達式と同じ日に開かれた三条市で開かれた中越地区の支部長会で、三条支部のこの取り組みを話したところ、同席した支部長から「うちの地域でも取り組んでみたい」「どうしたらいいのか」などの関心が集まった。「各地に三条と同じ動きがでるかもしれません」と阿部さん。

三条市では毎年、“子ども110番の家”を見直し、1,000近い家、店鋪、事業所などが警察から指定を受けている。指定を受けたらプレートを掲げ、子どもたちが助けを求めに来たときに保護し、すみやかに警察に連絡する。県内でも一つの組織がまとまって“子ども110番の家”の指定を受けるのは珍しく、三条署でも同支部の取り組みに期待を寄せる。

プレートは8日までに行う会費の集金と併せて支部内の班長から組合員手渡し、各店舗の子ども目線になる場所に目立つように設置。新たに“子ども110番の家”に指定された店鋪は、教育委員会を通じて各学校に広報し、地域や児童、生徒に周知を図る。



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