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加茂美人の湯の湧出量に関わる工事支出の返還など求めて住民監査請求spacer(2004.5.27)

5人の加茂市議が26日、小池清彦加茂市長が市民福祉交流センター「加茂美人の湯」の管理を怠る事実と関連工事契約は、違法、不当行為であるとして、平成15年度に支出した同温泉施設のスケール工事費21,945,000円の加茂市への返還と予算執行停止などを求めて加茂市監査委員会に住民監査請求した。

監査請求を行って会見する左から大桃、大関、今井、星野、安武の5加茂市議

監査請求を行って会見する左から大桃、大関、今井、星野、安武の5加茂市議

午後1時すぎに今井詔一、大関勝正、星野昭吾、大桃一明、安武秀敏の市議5人が加茂市監査委員会を訪れ、坂中春信監査委員にあてた加茂市長措置請求書を関根栄弘事務局長に手渡した。

措置請求書では、同センターのオープンから3カ月後に温泉をくみ上げるパイプのつまりなどのため行ったスケール防止工事費21,945,000円の加茂市への返還、さらに、16年度予算に盛られた同施設のケーシング管清掃工15,600,000円の予算執行停止を求めている。いずれも温泉湧出量減少にかかわる支出。

平成10年5月の調査で温泉は泉温61.4度、湧出量を毎分112リットルと公表したが、15年の3月議会で小池市長は「スケール付着で湧出量が5リットル(毎分)くらいまで低下したための工事」とし、16年3月議会では「湧出量は答えない」と温泉情報公開を拒否した。

温泉掘削工事契約書では「25度以上及び揚湯量毎分35リットル以上とする。通常管理でそれ以下になった場合は、別に無償掘削する」と約定していることから、措置請求書では請負業者が無償掘削するべきで、「加茂市公金支出工事は必要ない」としている。

監査請求に踏み切った理由について今井市議は、温泉の管理に疑問を示すとともに、「とりわけ温泉に関わるところの不当な契約、不当な支出、違法行為があまりにもひどすぎる」と話す。

また、「単に金返せと求めているのではなく、行政のあり方、温泉の利用者の立場に立った施設運営のありようをきちっとしてもらいたい」と言う。

監査委員は請求の翌日から60日以内に受理か却下を決め、受理なら監査を行い、容認や棄却や却下などの結論を出して請求人へ通知する。容認の場合は措置の勧告を行う。

この日、小池市長は議会で湧出量を公表しなかったことについて、泥がつまっているときの数字を公表し、温泉のイメージダウンになるようなことはできないとして、6月の終わりから7月にかけてのスケール工事が終われば、湧出量は増え、その時には湧出量を公表するとした。