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再利用する御蔵橋の旧橋の橋脚を約2メートル持ち上げる (2007.11.20)

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五十嵐川災害復旧助成事業の橋の架け替えが行われている三条市の五十嵐川に架かる御蔵橋では19、20の2日間、再利用する重さ約400トンの旧橋の一部分を新橋の高さにあわせるため、旧橋を約2メートル持ち上げる作業が行われている。

旧橋のジャッキアップが行われている御蔵橋、コンクリートの橋脚の内側(右)に鉄骨の足場を組んだ上に載せた油圧式ジャッキで上の橋脚を持ち上げる

旧橋のジャッキアップが行われている御蔵橋、コンクリートの橋脚の内側(右)に鉄骨の足場を組んだ上に載せた油圧式ジャッキで上の橋脚を持ち上げる

御蔵橋はことし5月7日から新橋の完成する来年6月ころまで通行止めにして架け替え工事が行われている。新橋の全長は旧橋より20メートル近く長い108.4メートルで、同時に橋の中央部は2メートルほど高くなる。

橋の全体

橋の全体

旧橋は、昭和61年に架け替えられたが、将来、川の拡幅が必要になるとわかっていたので、橋の中央部分67メートルを再利用可能な構造にした。工事ですでに橋の両側は撤去され、2本の橋脚に載った再利用する部分のみが残っている。

新しい橋と接合するには、再利用する部分も2メートル上げる必要があるため、ジャッキアップが行われている。2つの橋脚のそれぞれ内側に足場となる鉄骨を組み、その上にコンピューター制御された200トンの油圧式ジャッキ片側4台、計8台を設置。重さ約400トンの橋を8台のジャッキで同時に15センチずつ持ち上げては、そこに15センチのH鋼を挟み込む手順を慎重に繰り返している。

日没後も投光器で照らして作業が続いた

日没後も投光器で照らして作業が続いた

初日19日は、1日かけて90センチ上げた。工事関係者は、橋を上げ下げする工事はこれまでも経験はあるが、御蔵橋のように途中で切って再利用するというのは珍しいのではないかと話していた。ジャッキアップは20日で終わり、その後は、今の橋脚をコンクリートで高くし、再び旧橋を載せる。