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三条市教育制度等検討委員会最終報告地域説明会、小中一貫教育の導入に保護者の不安

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三条市教育委員会は、20日から6月9日までかけて市内中学校区9会場で順に三条市教育制度等検討委員会最終報告地域説明会を開いており、小中一貫教育の導入などを提言する報告内容を説明し、それに対する市民の声を聞いている。

26日、三条市中央公民館で開かれた三条市教育制度等検討委員会最終報告地域説明会

26日、三条市中央公民館で開かれた三条市教育制度等検討委員会最終報告地域説明会

26日は地域説明会2会場目、第三中学校区を対象に午後7時から三条市中央公民館で説明会を開き、児童、生徒の保護者や地域の人など35人が出席した。

市教委からは梨本清一教育委員長、松永悦男教育長、古川聖登教育部長などが10人余り出席し、30分ほど最終報告の内容を説明し、質疑応答、意見要望を聞いた。

第三中学校区は、最終報告の小中一貫教育実施のための準備で、モデル校の指定が考えられる中学校として第一中学校区とともに名前があがっている。

意見や要望では、平成22年度からモデル校で試行実施、24年度から全市導入を案とした小中一貫教育実施の結論を得たとしている最終報告に対して、内容の議論や導入に関してなど「もっと時間をかける必要がある」という意見も多く、小中一貫教育実施や導入方法、検討方法などへの不安や不満の声があった。

保護者は、小中一貫教育導入の話を知ったばかりで、平成24年からの完全実施まで時間が少なく不安という声や、小中一貫教育の必要性をわからないという声があった。ほかにも、小中一貫教育のメリットやデメリットが知りたい、検討委員会が小中一貫教育実施を結論とした理由を知りたいといった質問が相次いだ。

地域の人も、同じ市の子どもが一体型と併用型と違うモデルでの実施になる理由がわからず、自信があるなら格差のない条件でするべきとの考えや、子どもを実験材料とせずに万全の準備で進めてほしいなどと意見した。

また、質疑の最初に参加者が小中一貫教育の実施は決定事項なのか確認したのに対して市教委は、最終報告を「非常に真剣に受け止めて行かなくてはならないと感じている」とし、地域や学校現場の説明会で「意見を聞かせていただくなかで教育委員会の方向を定めていく」と答えるにとどめた。

小中一貫教育導入の実施可能性の明言は避けたため説明会後に「小中一貫にすると思って話していいんだか、決まってないことに対して反対してもいいもんだか、なんだかよくわからない」とこぼす参加者もいた。

地域説明会は中学校区ごとの会場で開いているが、会場の学区外の人でもだれでも入場できる。28日以後の日程は次の通り。

【三条市教育制度等検討委員会最終報告の地域説明会の日程】▲5/27=第二中学校体育館▲5/29=栄中央小学校体育館(栄中学校区)▲5/30=第四中学校体育館▲6/2=下田中学校体育館▲6/4=大島中学校体育館▲6/5=総合福祉センター多目的ホール(第一中学校区)▲6/9=本成寺中学校第二体育館

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