燕三条JCが会員の善意7万円近くをともに三条市災害ボランティアセンターの設置、運営にあたったNPOにいがた災害ボランティアネットワークに寄付 (2011.12.3)

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燕三条青年会議所(落合孝夫理事長)は2日、会員に募金して寄せられた善意6万7,176円を活動資金に充ててほしいと、NPOにいがた災害ボランティアネットワーク(川瀬和敏理事長・本部三条市元町)に寄付した。

左から燕三条JCの早川専務理事、落合理事長、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄事務局長、川瀬理事長
左から燕三条JCの早川専務理事、落合理事長、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄事務局長、川瀬理事長

落合理事長と早川滝徳専務理事が同ネットワークを訪れ、落合理事長から川瀬理事長にのし袋に包んだ善意を手渡した。

燕三条JCは今年度の例会や理事会で会員に募金し、それをまとめて寄付した。当初は日本青年会議所への寄付を集めたが、夏の新潟・福島豪雨に伴う三条市災害ボランティアセンターの設置、運営を燕三条JCと同ネットワーク、三条市社会福祉協議会の3団体が一体となって取り組んだこともあり、同ネットワークに寄付することにした。

同ネットワークは、三条市が大きな被害を受けた7年前の7・13水害を受け、恒常的なボランティア組織が必要と、その翌年に発足。全国各地の被災地へ出向いたり、研修や情報交換を行ったりと活動している。

今回も水害に伴うボランティアセンターの設置、運営に同ネットワークのノウハウが存分に生かされた。燕三条JCには7・13水害でのボランティアセンターに携わった会員はほとんどおらず、落合理事長は「おかげで格好をつけさせていただきました」、「いい経験になりました」と感謝した。

同ネットワークの会員は、法人会員を含めて75会員。活動を大きくしていくためにも「積極的な会員募集をしたい」と川瀬理事長。今回の寄付は果樹被害や棚田被害などに関連する農業支援、振興に役立てる。

また、燕三条JCは卒業した会員でつくるシニアクラブや市民に募金し、寄せられた善意47万6,406円を燕市と三条市で等分して寄付することにし、この日は先に三条市に寄付を届けた。

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